最新ニュース
オリンパス μ-mini DIGITAL【第1回】
斬新かつ美しいデザインに一目惚れ
Reported by 編集部
バックナンバー
編集部に届いたμ-mini DIGITALの箱を開け、仕事の合間に触ってみた。まず驚いたのが本体デザイン。写真でその独特なフォルムは知っていたものの、実際に見るとやはりインパクトは大きい。オカリナのような先のとがったデザインは、両手で持つことを前提に長らくデザインされていたカメラとしてはありえないスタイル。背面を除く各部は絶妙な曲線で構成され、どの角度から見ても美しい。電子機器や書類でゴチャゴチャした会社の机の隅であっても、コロっと置くだけで絵になると思わせるデジカメだ。
手触りも良い。背面と左側面以外は「スーペリアルシルキーフィニッシュ」という特殊な表面処理の金属外装になっており、これがサラリとしたとても気持ち良い触感。カメラを夜な夜な撫でさする趣味は自分にはないと思っていたが、こいつには「常に撫でさすっていたい」という強い欲求が沸く。なお、μ-mini DIGITALの全6色のうち、ホワイトだけは表面処理が異なり、幾分ツルっとした普通の手触りになる。実はどの色をオリンパスに借りようかと悩んだものの、結局絞りきれず「男なのでピンク以外ならどれでも」と男らしくないお願いをしたところ、届いたのはシルバーとカッパーオレンジ。ホワイトだったらこの感触は味わえなかっただろう。
付属のバッテリを充電後、ボディ上面の電源を入れる。すると「カシャッ」という音と共に、レンズバリアが高速で開く。閉じているときはボディとほぼ同じ高さで、開けると若干斜め下向きにスライドし、ボディ前面左に収納される。この仕組みもニュースリリースなどで知っていたが、もっとスローな動作だと思っていた。予想以上に小気味よく、見ていて飽きない。
シルバー(左)とカッパーオレンジ(右)。悩んだ末、オレンジを持ち歩くことに
μ-mini DIGITALの先端。背面まで継ぎ目がない
付属品一式。「START」と書かれた箱にはCD-ROM、xDピクチャーカード、説明書などが
本体をいじるのに忙しくて忘れていたが、ここで付属物を紹介したい。リチウムイオン充電池、充電器、USB接続ケーブル、AVケーブル、ストラップ、CD-ROM、説明書類を収めた紙ケースが付属するすべて。充電器は手のひらに収まるほど小型で、電源ケーブルを必要としないプラグ一体型。旅行の際にも携帯しやすそうだ。残念なのはストラップの安っぽさだが、オプションを含めて代用品を探してみたい。なお、付属品に記された会社名は、新会社の「オリンパスイメージング株式会社」だ。
というわけで、今のところμ-mini DIGITALに一目惚れ状態だが、2倍しかないズーム比や、気持ち良いけど滑りやすそうな表面処理など、実際に撮影するとなると不安要素も。特に、両手でどうやってカメラをホールドするかは研究したいところだ。これから2カ月にわたって持ち歩き、何か気付いたら報告したい。
■
URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
製品情報
http://olympus-imaging.jp/lineup/digicamera/mjuminid/
オリンパス、「しずく」デザインのコンパクトデジカメ(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0914/olympus1.htm
( 編集部 )
2004/12/10 00:01
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.