【2005/04/21】
■写真から音が出る「ボイスフォト」
保育事業・子連れ外出支援事業を行なっているコンビウィズ株式会社が、写真から音が出る「ボイス・フォト」を作成できる「ボイス・フォト・システム」を発表した。
法政大学情報科学部教授、吉田健治氏が開発したという印刷技術を使用し、写真表面に約2mm角の見えないバーコード(ドット)を印刷。ペン型の専用スキャナーとボイスレコーダー(プレイヤー兼用)からなる「e-スキャナー付きボイスレコーダー」で読み取り、リンク登録しておいた音声データを再生するというもの。
コンビウィズが運営する子ども写真館「コンビプラザ こども写真ファンタジア」にて、子どもや家族を撮影。約1週間後、表面に見えないバーコードが印刷された写真ができあがる。価格は、撮影基本料として、一家族何ポーズ撮影しても3,150円。プリント料金は別途必要で、6切にオリジナルの台紙が1枚付いて5,040円、4切にオリジナルの台紙が1枚付いて6,090円。また、写真の受け取りと同時に、e-スキャナー付きボイスレコーダーを購入する。価格は9,800円。
e-スキャナー付きボイスレコーダーを使い、写真から音声を出せるようにするには、まず同レコーダーに音声を録音する。その後、e-スキャナーの先端を写真上の1点(ポイントした際に音声を出したい部分)に当て、登録する。この作業を終えると、登録ポイントにe-スキャナーの先端を置くことにより、写真から音を出せるようになる。複数のポイントで複数の音声を出せるようにするには、登録作業を繰り返す。
なお、e-スキャナーとボイスレコーダーの接続はUSBとなっており、e-スキャナー単体でPCに接続可能だが、専用ドライバとアプリケーションが別途必要。それらが収録されたCD-ROMとe-スキャナーのセットは7,800円で販売される。
コンビウィズ
http://www.combiwith.co.jp/
【2005/01/13】
■ レンジファインダーカメラ「ニコン SP 復刻モデル」登場!
ニコンは同社製35mmフィルムレンジファインダー機「ニコン SP」の復刻モデルを、2,500台限定で、日本国内のみで発売する。受注期間は14日~2月28日で、購入者には3月18日以降に店頭で渡される。受注多数の場合は抽選となる。価格は724,500円。
ニコン SPは'57年に発売されたレンジファインダーカメラ。2.8~13.5cmの焦点距離をカバーするブライトフレームを表示可能な等倍ファインダー、一軸不回転の等間隔シャッターダイヤル、静粛な布幕フォーカルプレーンシャッターなどを特徴とする。
同社では2000年に発売した「ニコン S3 2000年記念モデル」に続く復刻モデル。復刻に当たっては作動音や感触までオリジナルに近づけて仕上げたという。
レンズは「W-Nikkor 3.5cm F1.8」が付属。現行ニッコールレンズと同様のマルチコーティングが施される。このほかレンズキャップ、レンズフード、カメラケースが付属する。
ボディとレンズに「SP 0001」から「SP 2500」までのシリアルナンバーが入る。購入に当たっては、シリアルナンバーの指定はできない。なお、SP 0001は日本カメラ博物館に寄贈される予定。
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/sp_05.htm
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