■AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6 G

焦点距離 機種 絞り開放(F3.5) F5.6 F8 F11
18mm D2X
絞り開放から画面中心部はシャープだが、周辺部は甘くなる。歪曲はやや樽型で、色にじみはやや目立ち外側が紫色、内側が緑色という一般的な傾向。周辺光量は四隅で目立つ。F4に絞ると、周辺部の描写がかなり良くなり、周辺光量の低下も改善する。 周辺部の画質が大幅に向上し、画面全体がシャープになる。周辺光量の低下もわずかである。 F5.6からさらに再周辺部が改善する。良い画面。 F8と同等
D70
F3.5開放から画面全体にシャープだが四隅がわずかに甘い。周辺光量の低下はやや目立つ。F5.6では周辺部の描写が改善し画面全体にきわめて良好な画質である。歪曲収差や色にじみはD2Xに準じる。
焦点距離 機種 絞り開放(F3.8) F5.6 F8 F11
24mm D2X
絞り開放から周辺部まで像が整ってシャープだ。最周辺部はわずかに甘い感じだが。色にじみは少しある。周辺減光も多少ある。やや樽型の歪曲がある。 周辺部の描写が改善して、画面全体にシャープ。 周辺光量の低下もほぼなくなり、非常に良い画面。 F8と同等
D70
F4開放から周辺光量の低下がやや目立つ以外、画面全体にとても良い。F8まで絞ると周辺光量の低下もめだたなくなる。画質は元々が良いので絞っても変化がほとんどない。
焦点距離 機種 絞り開放(F4.5) F5.6 F8 F11
35mm D2X
周辺部まで整った画像だが、ハロがかかったようでコントラストがやや低い。またシャープさが少し足りない。色にじみはわずか。わずかな樽型の歪曲がある。周辺光量の低下もややある。 薄いベールがとれたようでコントラストが良くなり、画面全体がシャープになる。 さらに良くなり、周辺光量の低下もなくなるが、四隅で外側方向に像のにじみがあるのが気になる。 四隅の像のにじみが収まってくる。これは倍率色収差の変動らしい。
D70
F4.8開放から画面全体に整っていてシャープだが、四隅で少しハロがかかったようにコントラストが低くなる。F8以上にしぼるとそれも解消して、良い画質になる。
焦点距離 機種 絞り開放(F5.6) F8 F11
55mm D2X
中心部はシャープだが、周辺部は像がやや甘くなる。最周辺部で紫色の色にじみがごくわずかに出る。歪曲はほとんどわからない。周辺光量の低下はわずかである。 周辺部の描写が改善し、画面全体がシャープになる。四隅の色にじみと、周辺光量のわずな低下を気にしなければ、良い画面と言える。 最周辺部の色にじみがわずかに改善する。周辺光量の低下もわからなくなる。
D70
35mm同様、F5.6開放から画面全体に整っていてシャープだが、四隅で少しハロがかかったようにコントラストが低くなる。F8以上にしぼるとそれも解消して、良い画質になる。