■AF Zoom Nikkor ED 18-35mmF3.5-4.5D(IF)

焦点距離 機種 絞り開放(F3.5) F5.6 F8 F11
18mm D2X
中心部はシャープ。周辺部に流れはないが、イメージが甘くなる。建物の線の外側方向に、紫色の薄い色にじみが大きく広がる。周辺では樽型の歪曲がやや目立つ。四隅で周辺減光。総合的な画質はより高額なAF-S 17-35mmより良い。 端の部分まで像が整う。しかし色にじみはまだ大きい。周辺減光はわずかに残る。 同左。 同左。絞り込んでもある程度以上改善しない。
D70
開放では周辺部の像が悪いのはD2Xと同様だが、F5.6まで絞るとほぼ画面全体が良好となり、その後はF11まで絞ってもほとんど変化しない。
焦点距離 機種 絞り開放(F4) F5.6 F8 F11
24mm D2X
中心部はまあシャープ。周辺部はやや甘いが、像は整っている。紫色の薄い色にじみがかなり広がる。周辺減光と軽い樽型の歪曲が認められる。 周辺部の画質が良くなる。色にじみも急に目立たなくなるが、外側に紫、内側に緑色のにじみが出ている。周辺減光も弱まる。 最周辺部がわずかに甘いが、全体としては良い。ただし色にじみや周辺減光などはF5.6と同等。 同左。
D70
開放(F4.2)から周辺部まで像が整っているが、外側方向に広がる薄い紫色の色にじみが画質を損ねている。F5.6で画面全体がすっきり改善。F8以上に絞ると画質がさらに向上する。
焦点距離 機種 絞り開放(F4.5) F5.6 F8 F11
35mm D2X
ほぼ24mmの開放時と同等。ただし歪曲はわからない。 同左。 周辺部の画質が改善するが、もう一息。 中心に比べれば端部はわずかに劣る。しかし全体としてはまあ良好。
D70
周辺部がわずかに甘いが、絞り開放から周辺部まで良く整っている。F8以上に絞ると、隅まで高画質となる。