■AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)

焦点距離 機種 絞り開放(F2.8) F4 F5.6 F8 F11
17mm D2X
中心部は非常にシャープだが、周辺に向かうに従い像の崩れがひどい。外側に紫色、内側に緑色のにじみが周辺部の建物の線に出る。歪曲は軽い樽型。周辺光量の低下もわずかに認められる。 中心部の良像の範囲がやや広がり、周辺部の像の崩れも改善するがまだひどい。その他はF2.8同様。 さらに画質が改善するが、端部はまだ相当甘い。周辺減光はほぼ解消する。その他はF2.8と同様。 右端はまだ甘い。左端は手前まで良いため、像面が手前に湾曲しているのかもしれない。 右端部の像の甘さはF11でも解消しない。歪曲は当然として、色にじみもはっきり残る。
D70
F2.8開放では周辺部が甘く、画面全体をまとまった状態にするにはF8まで絞る必要がある。周辺部に色にじみが出る。歪曲などはD2Xに準じる。
焦点距離 機種 絞り開放(F2.8) F4 F5.6 F8 F11
24mm D2X
焦点距離18mm時のF2.8とほぼ同じ傾向。周辺に崩れや色にじみが生じている。 F2.8より改善するが周辺部の描写が甘い。その他はF2.8と同様。 周辺部まで画像がほぼ整う。周辺光量の低下もほぼ解消する。しかし色にじみはわずかに残る。 画面全体が等しく高画質となる。ただし、色にじみはわずかに残る。 同左。
D70
F2.8開放では周辺部がやや甘いが、F4まで絞ると画面の大部分が良好となる。F8で隅までシャープとなる。ごくわずかに色にじみがある。
焦点距離 機種 絞り開放(F2.8) F4 F5.6 F8 F11
35mm D2X
中心部はまあシャープだが、周辺部はやや甘い。軽い糸巻き型の歪曲と周辺光量の低下が生じている。色にじみもごくわずかに存在する。 大部分はシャープだが、端部はまだ甘い。 同左。周辺光量の低下は解消する。 周辺部がほんのわずかに甘いが、相応に高画質か。色にじみはごくわずか認められる。 同左。
D70
F2.8では周辺部が甘い。画面の大部分を良好とするにはF8までは絞りたい。歪曲はD2Xと同じ傾向。