【新製品レビュー】キヤノンEOS 5D Mark III

〜完成度を高めた定番フルサイズモデル
Reported by 河田一規

 2008年11月に発売されたEOS 5D Mark II(以下、5D Mark II)から3年と数カ月、ついにEOS 5D Mark III(以下、5D Mark III)が登場した。

 前モデルの5D Mark IIはフルサイズ機のベストセラーモデルであり、プロ・アマを問わず世界中のカメラマンが愛用している機種だけに、その後継機たる5D Mark IIIに注がれる視線は限りなく熱いと思われる。発売から少々時間が経ってしまったが、5D Mark IIからの進化点や、最大のライバル機になるであろうニコンD800との違いなどを織り交ぜながら解析してみたい。

 その前に5D Mark IIIの主なスペックを一応おさらいしておくと、撮像素子はフルサイズの有効2,230万画素CMOSを搭載。画像処理エンジンはDIGIC 5+。ISO感度は常用100〜25600、拡張で最高ISO102400まで。連写速度は最高約6コマ/秒。AFは61点高密度レティクルAF。光学ファインダー視野率は約100%。液晶モニターは3.2型のワイドタイプ104万ドット。記録メディアはCF+SD系のデュアル対応。といったところ。

 発売は3月22日。価格はオープン。実勢価格はボディのみで35万8,000円前後。レンズキット(EF 24-105mm F4 L IS USMが付属)は45万8,000円前後。


全体的にはキープコンセプトなデザイン

 大きさ的には横幅は5D Mark IIと同寸だが、高さは約3mm、奥行きは1.4mmほど大きくなり、重さは本体のみ時に約50gほど重くなっている。新型になるほどダウンサイジングするのが一般的な流れにあって、ほんのわずかとはいえ前モデルよりも重くなっている点は気になるが、それでもライバルのD800よりは40〜50g軽量に仕上がっている。

 デザインに関しては基本的には5D Mark IIと似ていて、その意味ではキープコンセプトだが、外装パネルは当然ながらすべて一新されている。素材的には上面と前後カバーはマグネシウム合金、底板はエンジニアリングプラスチックとなる。

 5D Mark IIではプラスチックむき出しだった記録メディアのスロットカバーにはラバーが貼り込まれるなど、使い勝手を向上させつつ高級感を演出する配慮が各所に見られる。

 ボディの継ぎ目にはシーリングが施されており、防塵・防滴性能が確保されているのは5D Mark IIと同じだが、特に実用上有効なボディ上面の防滴構造が強化されているという。

 初代EOS 5Dから内蔵ストロボを搭載していないことも5Dシリーズのひとつの特徴になっているが、その思想は5D Mark IIIにも継承されている。内蔵ストロボのありなしについては色々と意見が分かれるところだが、内蔵ストロボがないことにより実現できたペンタ部のスッキリとした造形(特にマウント側方向へのペンタ部のオーバーハングが最小限に抑えられているところなど)はなかなか魅力的で、5D Mark IIIの見た目のアイデンティティのひとつになっていると思う。

5Dシリーズの伝統として内蔵ストロボは搭載されていない。ペンタ部の両サイドには彫刻刀で削ったかのようなエッジがあり、これがけっこうアクセントになっている。マウント側への出っ張りが少ないペンタ部形状は、ストロボレスならではの造形であり、なかなかカッコいい。

やや変更箇所のある操作性

 操作性については5D Mark IIよりもボタン類が増えると同時に、EOS 7Dに近いものになった。

 例えば5D Mark IIではサブ電子ダイヤルロックと電源スイッチが兼用だったのが、5D Mark IIIでは電源スイッチはサブ電子ダイヤルから独立し、モードダイヤル近くへ移動している。

 また、これまで再生時の画像拡大/縮小はそれぞれボディ背面右手側にあるAFフレームボタン/AEロックボタンに割り当てられてきたが、5D Mark IIIでは液晶モニター左横に並ぶ虫眼鏡アイコンボタン+電子ダイヤルに変更された。

 さらには絞り込み(プレビュー)ボタンは銀塩EOSの時から、いや、それより前のキヤノンF-1の昔からずいぶん長らくマウント下部左手側位置だったのが、5D Mark IIIではマウントをはさんで反対側に移動し、右手の指で操作するようになった。

 この絞り込みボタンの位置変更、および再生画像の拡大/縮小操作に関しては、先に発表された同社フラッグシップマシンであるEOS-1D Xですでに導入されていることから、今後のEOSシリーズ共通の操作仕様になると思われる。

 いずれも慣れてしまえば問題はないが、ずっとEOSシリーズを使い込んできた人は頭ではなく指先がそれぞれのボタン位置を覚えているだろうから、使いはじめは若干のとまどいを感じるはずだ。

 この他、面白いところではサブ電子ダイヤルに十字タッチパッド機能が追加された。これもEOS-1D Xに実装済みの機能だが、動画撮影中にサブ電子ダイヤルの上下左右に触れることで、シャッター速度や絞り、ISO感度、露出補正、録音レベル、ヘッドフォン音量などを調整できるというもの。ボタン類の押し込み操作ではなくタッチするだけなので、操作音がほとんど発生しないことや、カメラが微妙に揺れてしまうことを避けることができる。ご存じの通り、先代の5D Mark IIは動画カメラとしても大いに評価されただけに、5D Mark IIIでも動画撮影に対するサポートはさらに手厚くなっている。

5D Mark IIではサブ電子ダイヤルロックスイッチと兼用だった電源スイッチは、EOS 7Dと同じこの位置に。モードダイヤルは5D Mark IIでは有償でロック付きに改造可能だったが、5D Mark IIIでは最初からロック付きになった。測距点のダイレクト移動に便利なマルチコントローラーなどは5D Mark IIと同様だが、サブ電子ダイヤルには十字タッチパッド機能が追加されている。
液晶モニター左横に並んだボタンは青色の再生系スイッチが増えた。虫眼鏡アイコンボタンは、再生画像の拡大/縮小を行うためのもの。再生時に画像のお気に入りレベルを付加できる[RATE]レーティングボタンが目新しい。また、5D Mark IIではピクチャースタイルへのダイレクトアクセスボタンがあったが、5D Mark IIIではそれがクリエイティブフォトボタンに進化し、ピクチャースタイル、多重露出、HDRへの入り口となる。この部分の操作部材は基本的に5D Mark IIと同じ機能が割り振られている。ISO/調光補正ボタンには突起が付けられ、指先の感触だけでもボタンを探り当てられるように配慮されている。
測距点選択、AEロック、AF-ONボタンは5D Mark IIと同じ並び。EOS 7Dと同様のライブビュー/動画スタート・ストップスイッチが搭載されている。絞り込みボタンは長らくキヤノン製一眼レフの定位置だったマウント部左手側から右手側へ移動。グリップしたまま指を伸ばせば操作可能。

メニューは大幅変更

 5D Mark IIIでは新機能が増えたこともあって、メニューは大幅に変更された。5D Mark IIとの最大の違いはメニューに[AF]タブが新設されたことだろう。これはEOS-1D Xへすでに実装されているものと同様で、測距点乗り移り特性とか動体撮影時の被写体追従特性、速度変化に対する追従性能などを、ケース別(例えばスポーツ写真の競技別)に事細かく設定することができる。基本的にはスポーツ撮影時のAFマナーを自分の好みや撮影スタイルに合わせて調整するものだが、上手く活用すればスナップ撮影時などにも応用できそうだ。

 この他、5D Mark IIユーザーが戸惑いそうなのは、ノイズ低減関係項目や、オートライティングオプティマイザ、高輝度側階調優先などがカスタムファンクションから撮影メニューへ「引っ越し」していること。ダイナミック関連のオートライティングオプティマイザや、高輝度側階調優先などは、人によっては使用頻度が高いと思われるので、カスタムファンクションよりも撮影メニューにある方が慣れさえすれば便利だろう。

メニュータブには[AF]の項目が新設された。ケースごとに細かく設定できるが、ケース/競技の内容がガイド表示されるので、初見でも何とか設定できる。オートライティングオプティマイザや高輝度側階調優先はカスタムファンクションから撮影メニューへ移動した。
設定状態がひと目で見渡せる表示は継続されている。

フォーカシングスクリーンは固定式に

 5D Mark IIでは視野率約98%だったファインダーは視野率約100%へグレードアップした。兄弟機のEOS 7Dをはじめ、最近ではミドルクラス機でも視野率100%は当たり前になりつつあるので、5D Mark IIIのファインダーが100%化するのは当然の結果だろう。

 なお、0.71倍というファインダー倍率や、21mmのアイポイントおよび視度調節範囲は5D Mark IIから変わっていないが、5D Mark IIでは3種類から交換可能だったフォーカシングスクリーンは固定式となり、代わりに方眼線や水準器などを透過表示する機能が加わった。

 交換可能なフォーカシングスクリーンは上級機のひとつのステータスシンボルでもあったわけで、これが固定式になってしまったことを残念に思う人もいるだろう。透過表示機能の充実で、利便性が問答無用に向上しているのは確かだが……。

 この他、使い勝手関係では5D Mark IIではCFだけだった対応記録メディアがCF+SD系のデュアルスロット化したことが大きい。奇しくもライバル機のニコンD800と同じ構成だが、現時点ではもっとも使い勝手のいい組み合わせだと思う。ヘビーユーザーの中にはCF+CFの方がいいと思う人も多いかも知れないが、SD系カードの入手性の良さは捨てがたいし、スロットスペースの面から見ても納得できる結論だ。

 なお、使用電池は5D Mark IIと同じLP-E6。5D Mark IIから移行する人にはありがたい仕様だ。撮影可能枚数はライブビュー時は5D Mark IIと同じ約200枚(常温23度)だが、光学ファインダー使用時は5D Mark IIの約850枚から約950枚(常温23度)と向上している。

5D Mark IIではCFオンリーだったが、CF+SDのデュアルスロット化を果たした。なお、CFはType1のみ対応なので、厚みのあるマイクロドライブは使用できない。2種類のカードは同一書き込みやRAWとJPEGの振り分け、満タンになったら切り替わるモードなどから選択可能。
使用する電池は5D Mark IIと同じLP-E6。5D Mark IIで予備電池を持っていた人はそのまま5D Mark IIIでも活用できる。常温で約950枚撮影可能。シンクロやHDMI、USB、ヘッドフォン、マイク端子などが並ぶインターフェース部。ラバー製カバーは各列ごとに独立したタイプ。例によって1度開けると閉めるのが結構大変。防塵防滴性を確保するためにキツめになっているのは当然だが、デザイン的にも決して美しいとは言えず、そろそろ何かいいアイデアはないだろうか。
左右の平行だけでなく、アオリ方向も検知できる2軸式の電子水準器を搭載。こちらは液晶モニターへの表示だが、光学ファインダーにも別方式で表示される。

EOS初のHDR機能を搭載

 人気のHDR(ハイダイナミックレンジ)モードもついに搭載された。HDRの生成は露出の異なる3枚を連写し、それを合成するタイプ。自動位置合わせ機能があるので手持ち撮影でも可能だが、取扱説明書によると、周辺部分が僅かにトリミングされることや、若干の解像感低下があるため、自動位置合わせを解除して三脚を使用することが推奨されている。

 HDR機能関係の設定はかなり多彩で、露出の振り幅や、1カット撮影ごとにHDRを解除するかどうかなども指定することが可能だ。

 面白いのは仕上がり硬化をナチュラル、絵画調標準、グラフィック調、油彩調、ビンテージ調から選べること。ひとくちに「HDR」といっても、オーソドックスなダイナミックレンジ拡張的な使い方から、もっと劇的なものまで、人によって望む効果は様々なので、このように仕上がりを選べるのは親切といえる(作例はページの後半で)。

HDRは仕上がり効果を5種類から選択できる。露出を変えて撮る時の振り幅を±1EVから±3EVまで選択可能。[自動]を選べばシーンに応じてカメラが自動設定する。

大幅に向上したカメラ性能

 5D Mark IIを使っていて、個人的にもっとも気になっていたのはレリーズタイムラグが0.075秒と、このクラスの高級機としてはあまりに大きかったことだ。今回の5D Mark IIIではタイムラグが0.059秒まで改善されたが、その違いは明白で、2台を同時に使ってみると「もう5D Mark IIには戻れない」というのが正直な感想だ。数値的にはわずかな違いに見えるかも知れないが、体感的な時間差は2台を交互にレリーズしてみれば誰にでも実感できるほど大差がある。今後も5D Mark IIは継続して販売していくそうだが、タイムラグを気にするなら絶対に5D Mark IIIを選ぶべきだと思う。

 同時に劇的に劇的に進化したと感じたのはAF性能だ。ユーザーなら分かってもらえるだろうが、5D Mark IIのAFは現在のミドル/ハイクラス機としてはかなり頼りなくて、特に中央以外のローカルフォーカスエリアは精度的にも不満を感じることが多々あった。

 しかし、EOS-1D Xと同じAFセンサーが投入された5D Mark IIIのAFは、使った限りにおいてはローカルフォーカスエリアでもピントはズバズバ合焦し、大いに信頼性は向上している。しかも、低輝度時でもAF精度がほとんど落ちないのは素晴らしいところだ。今回は動体の撮影をあまり行わなかったが、これくらいAFの食い付きがいいと動きモノに対する追従性能もかなり高いだろうと想像できる。

 一方、画質については標準感度で撮影する限り、5D Mark IIから劇的によくなったという実感は小さい。確かに色乗りやヌケが良くなっているとは思うが、5D Mark IIの低感度画質は相当にハイレベルだったこともあって「良くなったことは確かだが、劇的ではない」という印象。ただし、これはあくまでもISO400以下の低感度域の話であって、高感度画質は当然ながら超劇的に向上している。

 さすがに5D Mark IIから画素数をほとんどアップせず、3年間の技術向上分をすべて高感度画質へ上乗せしただけあり、最高常用感度のISO25600でも相当な低ノイズ&低ディテール劣化を実現している。5D Mark IIやD800とも高感度画質を比べたが、5D Mark IIだとISO25600まで上げるとパターンノイズが盛大に発生し、あくまでも非常用感度の域を出ない。一方、D800のISO25600は5D Mark IIよりは低ノイズだが、中間調からシャドー域に吹き出すノイズ量はやはり5D Mark IIIより圧倒的に多いし、ノイズリダクションを初期設定同士で比べた場合、ディテール損失も5D Mark IIIよりやや大きめだった。

 というわけで、新しく生まれ変わった5D Mark IIIの良さは5D Mark IIのネガな部分を徹底的に改善したことにあると思う。D800のような超高解像度というトピックはないが、必要十分な解像度を維持しつつ、飛び抜けた高感度性能と、優秀なAFとレスポンスを手に入れたわけで、非常に全方向的な満足感の高いカメラに仕上がっていると思う。5D Mark IIと同様にベストセラーになることは間違いないだろう。


実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
  • 縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。

・感度

NR:OFF / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約6.5MB / 5,760×3,840 / 1.6秒 / F11 / 0.0EV / ISO50 / WB:オート / 90mmNR:OFF / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約6.4MB / 5,760×3,840 / 1/1.2秒 / F11 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 90mm
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NR:弱め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約10.4MB / 5,760×3,840 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO12800 / WB:オート / 90mmNR:弱め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約12.8MB / 5,760×3,840 / 1/320秒 / F11 / 0.0EV / ISO25600 / WB:オート / 90mm
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NR:標準 / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約11.6MB / 5,760×3,840 / 1/640秒 / F11 / 0.0EV / ISO51200 / WB:オート / 90mmNR:標準 / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約13.4MB / 5,760×3,840 / 1/1,250秒 / F11 / 0.0EV / ISO102400 / WB:オート / 90mm

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NR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約6.1MB / 5,760×3,840 / 1/2.5秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート / 90mmNR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約6.5MB / 5,760×3,840 / 1/5秒 / F11 / 0.0EV / ISO400 / WB:オート / 90mm
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NR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約7.6MB / 5,760×3,840 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO12800 / WB:オート / 90mmNR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約9.6MB / 5,760×3,840 / 1/320秒 / F11 / 0.0EV / ISO25600 / WB:オート / 90mm
NR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約10.8MB / 5,760×3,840 / 1/640秒 / F11 / 0.0EV / ISO51200 / WB:オート / 90mmNR:強め / EOS 5D Mark III / TS-E 90mm F2.8 / 約12.8MB / 5,760×3,840 / 1/1,250秒 / F11 / 0.0EV / ISO102400 / WB:オート / 90mm

・HDR

HDR:オフ / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約6.4MB / 5,760×3,840 / 1/400秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mmHDR:オン(ナチュラル、露出振り幅±3EV) / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約5.6MB / 5,760×3,840 / 1/400秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mm
HDR:オン(絵画調標準、露出振り幅±3EV) / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約7.1MB / 5,760×3,840 / 1/400秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mmHDR:オン(グラフィック調、露出振り幅±3EV) / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約7.4MB / 5,760×3,840 / 1/500秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mm
HDR:オン(油彩調、露出振り幅±3EV) / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約10.1MB / 5,760×3,840 / 1/400秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mmHDR:オン(ビンテージ調、露出振り幅±3EV) / EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約8.3MB / 5,760×3,840 / 1/400秒 / F8 / -1.0EV / ISO200 / WB:オート / 24mm


・作例

EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約4.2MB / 3,840×5,760 / 1/640秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 105mmEOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約4.6MB / 5,760×3,840 / 1/1,000秒 / F8 / -1.0EV / ISO100 / WB:オート / 105mm
EOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約8.2MB / 3,840×5,760 / 1/500秒 / F8 / -1.0EV / ISO100 / WB:オート / 105mmEOS 5D Mark III / EF 24-105mm F4 L IS USM / 約7.0MB / 5,760×3,840 / 1/320秒 / F11 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 105mm
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河田一規
(かわだ かずのり)1961年、神奈川県横浜市生まれ。結婚式場のスタッフカメラマン、写真家助手を経て1997年よりフリー。雑誌等での人物撮影の他、写真雑誌にハウツー記事、カメラ・レンズのレビュー記事を執筆中。クラカメからデジタルまでカメラなら何でも好き。最初に買ったデジカメはソニーのDSC-F1。

2012/4/23 00:00