【新製品レビュー】ニコンD3100

〜CMOSセンサー搭載で生まれ変わったエントリーモデル
Reported by 北村智史

 名前のとおり、D3000(2009年8月発売)の後継となるエントリーモデル。撮像素子をCCDからCMOSに変更し、有効画素数が1,020万画素から1,420万画素に増加。画像処理まわりも最新のEXPEED 2に変わっている。注目のポイントとしては、感度の上限がISO3200相当からISO12800相当にアップしたことと、ライブビューと動画機能が追加されたことだろう。

 大手量販店の店頭価格は発売当初で、ボディ単体が6万4,800円、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR付きのレンズキットが7万4,800円、さらに望遠ズームのAF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VRも付属するダブルズームキットは10万9,800円となっている。


D3000を踏襲したフォルム。グリップにラバー素材を新採用

 基本的なデザインはD3000と同じ。ファインダーのスペック(視野率95%・倍率0.8倍)も同じだ。フォーカシングスクリーンはB型クリアマットスクリーンVIIに変わっており、AFエリアのスーパーインポーズ表示も変更されている。D3000と見比べたわけではないのでたしかなことはいえないが、ピントの見え具合とかは今までと変わっていないような印象だ。

 なお、スペック上は奥行きが10.5mm大きくなっているが、これはCIPA基準での測定値を表記するようになったためで(突起物の解釈とかが新たに規定されている)、実質的にはほとんど変わっていない。重さもCIPA基準では標準バッテリーと推奨メモリーカードを装填した状態での表記に変わっており、本機の場合は505gとなる。バッテリーとSDカードを含まないボディ単体の数字は455gで、D3000より30g軽い。

 グリップの素材が、D3000はゴム調仕上げのプラスティックっぽい素材だったが、本機はゴム貼り。また、背面の右手親指の当たる位置にもゴムが貼られている。上級機のようなしっとり感はないものの、エントリークラスとしてはまずまず良好なホールディング性だと感じた。

 操作関連では、背面のマルチセレクター(十字キー)の上にライブビュースイッチと動画撮影ボタンが追加されたのが新しい。レバーを右側に倒すとライブビューに切り替わり、動画撮影ボタン押しで動画撮影開始/停止となる。また、モードダイヤル基部にレリーズモードセレクター(ドライブモードレバー)が新設されたほか、背面左手側のボタンがひとつ増えている。

 撮像素子は23.1×15.4mmのCMOSセンサー。有効画素数は1,420万画素。ミラーボックス内には、ローパスフィルターにゴミやホコリが付着しにくいよう空気の流れを制御するエアフローコントロールシステムのスリットが設けられている。

 電源は新型のリチウムイオン電池EN-EL14。安全性を高めるために端子部分がむき出しにならない構造を採用している関係で、従来品との互換性はない。容量は1,030mAhで、CIPA基準の撮影可能コマ数は550コマとなっている。実写では内蔵ストロボを使わなかったこともあって、20秒ほどの動画×7本を含め380コマほど撮ったが、バッテリー残量表示は1目盛減っただけだった。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。実写でのファイルサイズはJPEGのLサイズ/FINE画質で平均5.2MB、RAWで平均12.1MBだった。Webサイトに出ている公称値はそれぞれ6.8MBと12.9MBだが、カメラはもっとアバウトに大きめに見積もっているようで(おおざっぱな計算ではRAW+JPEGの1ペアで25.8MBくらいで計算しているようだ)、フォーマット直後の撮影可能枚数表示よりもかなり多めに撮れることになる。

滑りにくいようにゴム貼りになったグリップ背面右手側の操作部。新設のライブビュースイッチと動画撮影ボタンの右に滑り止めのゴムが追加されている
モードダイヤルの内容はD3000と同じ。基部にレリーズモードセレクターが新しく装備されたD3000ではセルフタイマーボタン兼ファンクションボタンだったのが、本機では単独のファンクションボタンになった
ファンクションボタンは画質モードや感度、ホワイトバランス、アクティブD-ライティングの設定などを割り当てられる背面左手側はボタンがひとつ増えて、インフォ設定ボタンが独立した(D3000では拡大ボタンと兼用だった)
有効1,420万画素のCMOSセンサー。例によって、マウント部にAFカプラーはない。下部のスリットは空気整流用バッテリーは新型のEN-EL14で、容量は1,030mAh。CIPA基準で550コマの撮影が可能だ
メモリーカードはSD系。大容量のSDXCメモリーカードにも対応している。動画撮影にはクラス6以上のものが推奨されているRAW+JPEG(L/F)では1画像当たり24MBと表示される。公称値は合計19.7MBなので、かなりズレが生じる

ニコン初のフルHD動画記録に対応

 一番のトピックは高感度化だろう。その上で、ライブビューと動画機能の搭載も見逃せない。CCDを搭載したD3000はライブビュー、動画ともに非対応だったし、動画はニコンの一眼レフで初のフルHD解像度。新開発のAF-F(常時AFサーボ)モードの使い心地も気になるところだ。

 ただし、液晶モニターの解像度が23万ドットなのが残念な部分。コスト的にきびしいのかもしれないが、キヤノンのEOS Kiss X3は92万ドット、EOS Kiss X4は104万ドットなのだから、やはりもうひと頑張り欲しかった。

 AF-Fモードはライブビュー時にのみ選択が可能。シャッターボタンの半押しなしで連続的にAF作動を行なうモードで、AFエリアモードをターゲット追尾AFにしておくと、ある程度だが動く被写体にも追従してくれる。被写体と背景の色の違いがはっきりしていないなどの条件ではうまく追尾してくれないこともあったし、追尾していても途中でピントが外れてしまうこともあった。また、動画ではAFの作動音を内蔵マイクが拾う問題もあるので、使えるシーンはかぎられるだろうが、望遠で動く被写体を撮る際にはありがたい。

 動画のフレームレートはフルHD時は約24fps。HD(1,280×720ピクセル)時は約30fpsも可能。動きの速い被写体だと多少パラパラした感じになるかもしれないが、一般的なシーンではそれほど気にならないだろう。感度は自動設定のみのようだが、Aモード(絞り優先AE)またはMモード(マニュアル露出)時は、絞り値を自分で選ぶことができる。また、AE時は露出補正も行なえる。

 残念なのは、動画の撮影範囲を示すラインやマスクが用意されていないこと。上のクラスのD7000には、ライブビュー時の画面表示を16:9比率のマスク入りにも切り替えられるが、本機は動画撮影を開始してからでないと、動画の撮影範囲を確認することができない。これは不親切な点だ。音声がモノラルのみなのも物足りない。大画面テレビでの鑑賞に耐える画質なのに、音声がモノラルでは臨場感に欠けてしまう。エントリークラスだからとケチったりせずに、内蔵マイクをステレオ化するなり、外部マイク端子を装備するなりして、ステレオ音声に対応してもらいたかった。

動画の解像度の設定画面。フルHD対応はニコンの一眼レフでは初蛍光灯や水銀灯下でのライブビューや動画撮影時の画面のちらつき(フリッカー)を低減できる機能。電源周波数に合わせて切り替える
ファインダー撮影時のフォーカスモード。AF-S、AF-Cと両者を自動切り替えするAF-A、マニュアルフォーカスが選択できるライブビューと動画時のフォーカスモード選択画面。動く被写体に追従するAF-Fが追加されている
ファインダー撮影時のAFエリアモードの選択画面。シングル、ダイナミック、オート、3D-トラッキングが選べるこちらはライブビューと動画時。被写体の色などの情報をもとに画面内を測距エリアが移動するターゲット追尾AFが加わった
ライブビュー時の画面。測距エリアのフレームをピントを合わせたい位置に合わせて……十字キー中央のOKボタンを押すとロック。フレームの色が黄色に変わる
被写体が動くと測距エリアのフレームも移動して追いかけてくれる。ほかの部分と違う色の部分だと追尾成功率が高い動画撮影中の画面。16:9比率なので画面上下はカットされるが、ライブビュー状態ではどこまで画面に写るのかを見ることはできない

サブカメラとしてもおすすめ

 小型軽量低価格の三拍子がそろったD3000に、新しくライブビューと動画機能が加わって、高感度撮影時の画質も大幅に向上。発売当初の実売価格はD3000より1万円アップしているものの、機能と性能がアップしている分を差し引けば、むしろ安くなった感さえある。初めての一眼レフとしてもいい選択肢だし、すでにニコンの一眼レフを使っている人がサブカメラとしてもおすすめできる。

統合表示での再生画面。ほかにRGBヒストグラムやハイライト表示、詳細なデータが見られる撮影情報表示に切り替えられるインデックス表示は2×2、3×3の次が急に飛んで9×8の72コマ表示になる。23万ドットなのでちょっと見づらい
カレンダー表示は、カレンダー+その日に撮った画像を縦1列表示の組み合わせタイプ例によって、画像編集メニューの内容は豊富
エントリーユーザー向けのガイドモードも改良が加えられている「背景をぼかして撮る」でF値を変えると作例の背景のボケ具合が変化する
レンズキットに同梱のAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR。他社の同様の製品がが200g前後なのに比べて263gと重めなのが難点ダブルズームキットに同梱のAF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR。こちらも少々重めだが、450mm相当の超望遠域までカバーできる

実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、別ウィンドウで800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。

・感度

 感度の設定範囲はISO100からISO3200までで、ISO3200に対して増感が可能。最高ISO12800相当の高感度域までカバーしている。

 ノイズ低減オンで撮影したが、ISO3200でも驚くほど画質がいい。ピクセル等倍にして細かい部分をよく見ると、ISO800あたりからノイズが増えてはくるものの、解像感の劣化はとても良好に抑えられている。筆者個人としては、ISO3200が十分に常用範囲だと思う。Hi 1(ISO6,400相当)やHi 2(ISO12,800相当)にしても、A4サイズ程度のプリントなら満足できる画質が得られるだろう。

感度の設定画面。「感度自動制御」をオンにしておくと「低速限界設定」よりシャッター速度が遅くなる条件で感度アップする
ベース感度はISO100で、常用感度の上限はISO3200。増感モードでISO6400相当とISO12800相当が使える
ISO100
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/20秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
ISO200
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/50秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
ISO400
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/80秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
ISO800
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/160秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
ISO1600
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/320秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
ISO3200
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/640秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
Hi 1(ISO6400相当)
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/1250秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)
Hi 2(ISO12,800相当)
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/3200秒 / F11 / 0.3EV / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)

・動画

 ニコン初のフルHD動画対応に加えて、AF-F(常時AFサーボ)モード、ターゲット追尾AFも搭載しているのが大きな特徴。AF-Fの制御にしても、ターゲット追尾の精度にしても、現時点ではまだ熟成不足に思われる。が、動くものにもピントが追従してくれる便利さは魅力。今後の発展に期待したいし、ファームウェアアップデートによる性能の向上もお願いしたい。

 水車はMFに切り替えているが、ソバの花と馬はAF-F+ターゲット追尾AFで撮っている。AFが常時作動するため、レンズが駆動するメカ音(連続的な「ギギギギ」という音とピントが大きく動くときの「ピュインピュイン」みたいな音)を内蔵マイクが拾ってしまう。キットレンズは2本ともこんな音がするのは少々いただけない部分である(もっと作動音が静かなレンズがあるかもしれないけれど)。

  • 動画作例のサムネイルをクリックすると、未編集の撮影動画(H.264、MOV)をダウンロードします。再生についてのお問い合わせは受けかねます。ご了承ください。
【動画】D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 1,920×1,080 / 24fps / 0EV / WB:晴天
【動画】D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 1,920×1,080 / 24fps / 0EV / WB:晴天
【動画】D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 1,920×1,080 / 24fps / 0EV / WB:晴天

ピクチャーコントロール

 画づくり機能のピクチャーコントロールは6種類を搭載。それぞれのパラメーターを好みに合わせて調整することはできるが、カスタムピクチャーコントロールを組んだり、Webサイトからダウンロードしたピクチャーコントロールファイルを登録したりはできない。

ピクチャーコントロールはポートレートと風景を含む6種類を内蔵。ダウンロードしたファイルを追加することはできない
ピクチャーコントロール:スタンダード
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/20秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)
ピクチャーコントロール:ニュートラル
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/20秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)
ピクチャーコントロール:ビビッド
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/20秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)
ピクチャーコントロール:モノクローム
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/20秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)
ピクチャーコントロール:ポートレート
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/20秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)
ピクチャーコントロール:風景
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / マニュアル露出 / 1/15秒 / F4.5 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 92mm(138mm相当)

・作例
撮影時にレンズの歪曲収差を補正してくれる「自動ゆがみ補正」を搭載。今回はすべて「する」で撮影した

キットレンズの18-55mm VRはそれほど高解像な印象はないが、大きな不満もない描写
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/4秒 / F8 / 1.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 45mm(67mm相当)
用水路の水面をバックに撮ったヒガンバナ。普通はこんなふうにポツポツ咲いているものというイメージだったんですけどね
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/100秒 / F8 / 0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 195mm(292mm相当)
望遠端・最短撮影距離での手持ち撮影。絞り開放で少しアマくなっているけれど、まあ許容範囲内だろう
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/25秒 / F5.6 / 1.0EV / ISO100 / WB:晴天 / 300mm(450mm相当)
これも手持ち&AFで撮ったカット。少し絞ったほうがシマリが出てよさそうな感じがする
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/160秒 / F7.1 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 185mm(277mm相当)
あたり一面、みんなこんな感じ。晴れてたら目が痛くなりそうなほどの真っ赤である
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/20秒 / F8 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 24mm(36mm相当)
望遠端の最短撮影距離付近。暗かったのでISO400にアップして撮った
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/100秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO400 / WB:晴天 / 55mm(82mm相当)
木の幹にキノコが生えてるのはめずらしくはないが、背景が真っ赤というのはちょっとお目にかかれない気がする
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/4秒 / F11 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 116mm(174mm相当)
手ブレ補正の効果はシャッター速度で約4段分。三脚撮影時にオフにし忘れるケースも多かったが、誤動作したカットはなかった
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/4秒 / F16 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 85mm(127mm相当)
低速シャッターが多いときだと、セルフタイマーが自動解除されなくなったのがこっそりとうれしかったりする
D3100 / AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/8秒 / F11 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 110mm(165mm相当)
アクティブD-ライティングをオンにして撮ったカット。影になっている部分のトーンがほどよく持ち上がっている。ノイズも気にならない
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/10秒 / F11 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 55mm(82mm相当)
木材と鋼材を組み合わせた橋桁が描く曲線がおもしろくて撮ってみた
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/15秒 / F11 / 0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 42mm(63mm相当)
駐車場の脇に置かれていた木。広角端で絞りを開けて撮ったが、背景ボケはあまりきれいじゃない
D3100 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR / 4,608×3,072 / 絞り優先AE / 1/640秒 / F4 / 0.3EV / ISO400 / WB:晴天 / 18mm(27mm相当)


北村智史
北村智史(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。2011年、東京の夏の暑さに負けて涼しい地方に移住。地味に再開したブログはこちら

2010/10/6 00:00