交換レンズレビュー

AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR

ニコンユーザー待望 テレコン内蔵の超望遠ズームレンズを試す

AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VRは、2010年発売のAF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR IIの後継モデルで、200-400mm F4というレンジでは80年代のマニュアルフォーカスモデルを含めると4代目となる。

今回のモデルチェンジで1.4倍テレコンバーターを内蔵させ、ワイド側を180mmに拡大したことで、テレコン内蔵で先行していたライバル、キヤノンEF200-400mm F4L IS USMエクステンダー1.4×に望遠側で並び、広角側で差を付けた格好だ。

EDレンズ8枚、蛍石レンズ1枚が組み込まれる19群27枚(テレコン挿入時は+5群8枚)の構成は、ニコンがラインナップする一眼レフカメラ向けニッコールレンズの中では最多の構成枚数となる。

発売日:2018年3月9日
実勢価格:税込143万円前後
マウント:ニコンF
最短撮影距離:2m
フィルター径:40.5mm(リア)
外形寸法:約128×362.5mm
重量:約3,500g

デザイン

これまでのニコン超望遠レンズと同様、本体は艶のある黒の梨地塗装が覆い、作動部であるズームリングとフォーカスリング、手持ち時に左手でホールドする先端部に凹凸加工のラバーが巻かれる。

カーボンの織目模様そのままの長さ15㎝ほどのかぶせ式フードが付属されるほか、持ち運ぶ際にハンドルとしてもしっかり握れる三脚座が重量バランスの絶妙な位置に付く。

ボディはD5(以下同)。

口径は120mmほどで、全体的には300mm F2.8と500mm F4の中間ぐらいのサイズだ。重量は3.5kgと前モデルの200-400mmからやや重く、そして太くなった。

航空機などを追うようなレンズを頻繁に上下左右に振るスタイルでは、決して軽くはないものの、手持ちでの撮影が十分に考えられている。

操作性

前モデルに対してズームリングとフォーカスリングの位置が入れ替わり、レンズ先端部のリングがズームに、マウント側リングがフォーカス用となった。

中望遠域のAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRと組み合わせて使われることを前提とし、このレンズと同配置にしたとのこと。広角側を180mmにしたことも、この70-200mmレンズとの併用時に画角の重なりを持たせたい、というユーザーリクエストに応えたものだ。

そのズームリングとフォーカスリングは、いずれも適度な重みがありつつ滑らかに動く。

前モデルのズームリングはフォーカスリングより重みがあり、回転感覚では明らかな違いがあったが、今回はその重みの差を減らしている。

前モデル、前々モデルを使用してきた私にとって、このフォーカスリングとズームリングの入れ替えが、撮影時にどう影響するのかが関心事の1つだった。

カメラを構えた際の左手側に各種の切り替えスイッチが付く。

上から、フォーカスリングで行うMFへの反応具合切り替えスイッチ。無限遠から6mもしくは無限遠から最至近間でフォーカス域を切り替えるフォーカスリミッター。手ブレ補正を静止物・流し撮りなどで使い分けるモードスイッチ。レンズ先端側にあるボタンの機能切り替えを行うスイッチ。

一番下は、先端スイッチをMEMORY RECALLにセットし、記憶させていたフォーカス位置を呼び出す際に電子音で知らせるか否かを切り替えるスイッチ。

指の感触だけで5つのスイッチを判別できるよう、大きさと形状に差異を設けて配置されている。

このレンズの売りである内蔵テレコンバーター。その切り替えレバーは、ファインダーを覗いてホールディングしている最中に姿勢を変えることなく操作できるように、ライバルのキヤノン200-400mmと違い、カメラをグリップする右手側に据えられている。

カメラのグリップを握りながら、右手中指でレバーを下に倒してテレコン挿入、薬指でレバーを持ち上げテレコンを解除できるレイアウトである。

この右手側には、MEMORY RECALLで記憶さるMEMORYボタンと、盗難防止用ワイヤのソケットが付く。

テレコン切り替えレバーの配置は理にかなったものと感心するが、中指でのレバー倒しは簡単にできるものの、薬指でのレバー上げが上手くいかないことが多々あった。

私の手の大きさや指の長さに起因するが、誤操作防止のためかレバー長がやや短く、また黒い筐体に黒いレバーは晴天雪面での高コントラスト環境や、夜間の暗所では視覚的に見えにくい。

配置への配慮もさることながら、例えば色の付いたエクステンションキャップを用意し、操作性をさらに上げてほしいところだ。

AF

AFの動きは速度、精度ともに前モデルから明らかに向上している印象を受ける。これは今回メインで使ったカメラボディD5の助力もあるかもしれないが、そのマッチングは、まず満足の行く出来栄え。

ただ、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRなどフォーカス調整レンズが軽く、動作範囲も狭い望遠系と比べると、次から次へと迫り来る被写体に乗り移ろうとさせるフォーカシングは、AFロックオンを「敏感」に設定しても、クイックさにやや欠けることがあり、続く追随にも反映できないことがあった。

作品

カメラ設定および、色調再現のピクチャーコントロールはスタンダードとした。

青空を背景とした時、選手や機体との境にハロが出ることを抑えるため、明瞭度をデフォルトの1から0に、デジタル補正の掛からない素の周辺減光を見るため、ほとんどのカットでヴィネットコントロールをOFFにした。

なお、ズームリングを400mm位置にした時、テレコンを入れるとExif情報には550mmと表示される。表記550mmがテレコンを入れた際の最望遠端である。

また、自動ゆがみ補正はONにし、特に表記のないものは手持ち撮影だ。

周辺減光

前モデルの200-400mmでは航空機を数多く撮影したが、絞り開放やその付近での絞りでは、ヴィネットコントロールを設定しても補正しきれないのが悩ましかった。

この経験から、周辺減光の出方がレビューポイントの1つと捉えていたので、まずは周辺減光を見ていただく。

180mm、400mm、550mm各焦点において、絞り開放から1段ずつ絞って計3段分を、絞り優先AEで同露出になるように撮影。ヴィネットコントロールはOFF。

550mm F11ではシャッタースピードが1/250秒でブレてしまったが、一連のカットではVRをOFFにしたので、補正レンズは動かず光軸センターにあるはずだ。

絞り開放では、どの焦点域でも大きく周辺減光が出た。180mmではAPS-Cのイメージサークルに到達しているのかと思うほど。

しかし、いずれも1段絞れば大きく改善され、2段絞ればヴィネットコントロールの必要性も感じない。

・180mm

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F4 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 180mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/500秒 / F5.6 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 180mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 180mm

・400mm

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/2,000秒 / F4 / -0.7EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 400mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 400mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/500秒 / F8 / -0.7EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 400mm

・560mm

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F5.6 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 550mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/500秒 / F8 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 550mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/250秒 / F11 / 0EV / ISO 64 / 絞り優先AE / 550mm

逆光耐性

続いて逆光耐性を見る。超望遠で朝夕の太陽を撮影すると気になるのがフレア。高輝度の太陽の面積が大きくなる560mmで目立つフレアが光軸の点対称となる山に出た。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/2,000秒 / F14 / 0EV / ISO 64 / マニュアル露出 / 400mm
D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/2,000秒 / F14 / 0EV / ISO 64 / マニュアル露出 / 550mm

スポーツ

スノーボード・フリースタイル、ビッグエア競技に持ち込む。ジャンプ台となるキッカーから飛び出し、技を決め、着地斜面のバックサイドに姿を消す一連の動きを300mm相当にして、キッカー横から連写した。

4月から高校3年になる鈴木淳宏選手が「バックサイドダブルコーク1080」の技を決めた。撮影位置から遠ざかり、背景の山にフォーカスが持って行かれる可能性がある、やや難しい状況だったが、約12コマ/秒の高速連写で追った結果、AF追随は全カットで合焦を見ることができた。

連写した中の1枚。D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/4,000秒 / F5 / +0.3EV / ISO 400 / シャッター優先AE / 290mm

比較的遅いスローシャッターを使い、流し撮りを試みる。浅沼妃莉選手がボードを左手で掴む「グラブ」に入った時を狙う。

妃莉選手は4月から高校1年の女子選手。勢い良くジャンプ台から飛び出し、技を決める度胸にはファインダーを通していても恐れ入る。

技の瞬間は身体の捻りが入るため、これ以下にシャッタースピードを落とすことは避け、手ブレ補正依存度の低い場面だったのでVRはOFFにしている。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/200秒 / F9 / 0EV / ISO 64 / マニュアル露出 / 340mm

テレコンを入れ、560mmでエアの瞬間、選手の表情を狙う。川上蒼斗選手は中学新2年生。縦、横ともに幾度も回転するのが技のトレンド。

ボードを左手で掴む「グラブ」が入り、ボードが垂直に立った時、川上選手の表情がカメラ側を向いた。

テレコンを入れても、AFの立ち上がりや追随の速度が落ちることは感じられず、外付けテレコンの装着でAF速度の低下を経験した身には、内蔵型の大きなメリットと認識した場面であった。

D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/2,500秒 / F5.6 / +0.3EV / ISO 400 / シャッター優先AE / 550mm

平昌オリンピック代表にも選ばれた大久保勇利選手がキッカーから飛び出した瞬間。すでに技への回転を始め、重力に逆らい宙へ向けて身体を捻る。

選手によっては、ジャンプ台上での捻り方で雪のスプラッシュが多めに発生することがある。AFのフォーカスエリアを153点など広範囲に設定していると、小さい粒ながらその輝いて飛び跳ねる雪粉にフォーカスが合うという、ある意味で高いAF精度を感じた。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/4,000秒 / F4.5 / 0EV / ISO 200 / マニュアル露出 / 180mm

同じく大久保選手のエアを、バックサイド(着地面)側から撮影。見上げる位置の、さらに見えない向こう側から飛び出してくる選手に対し、すかさずフォーカシングさせた。

僅かながら後ピンになったが、飛び出してくる位置の近くに予めフォーカスを置いておけば、そのほとんどで合焦の結果が得られていた。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/3,200秒 / F4 / 0EV / ISO 200 / マニュアル露出 / 210mm

神宮外苑で行われた大学生の自転車ロードレース。銀杏並木を閉鎖して、色とりどりのユニフォームを着て走る若者の競技とあって、なかなかの見栄えがする。

テレコンを入れて圧縮効果で背後の聖徳記念絵画館を大きく見せ、迫る選手にフォーカスするが、まだ選手が奥にいる時、35mmフルサイズセンサーのカメラでは、絵画館の屋根を切らずに画面内に入れるとフォーカスエリアの外側に選手が位置する。

そんな折はマニュアルでのフォーカシングを行いたいが、手持ち撮影での構えではマウント側に移設されたフォーカスリングに指が届かない。選手がこの位置に近づき、フォーカスエリア内に入ってAFで合焦させたのがこのカットだ。

反面、いつでもシャッターが切れるフォールディングをしつつ、画角を変えるズーミングができる利便性があるのも確かだ。AFにのみの使用であればこのレイアウトの方が良いということだろう。

しかし、単にリングの役割を入れ替えるだけではなく、左手が添えられる先端部にズームもフォーカスも担う2つのリング併設できなかったのか、と注文を付けたくなるシーンだった。

D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F6.3 / 0EV / ISO 400 / シャッター優先AE / 490mm

競技レベルに応じてクラス分けがなされるが、これは最高峰のグループ1での1コマ。学生競技とはいえ、実質プロである実業団レースにも引けを取らない展開が見られる。

体育会自転車競技部で日々トレーニングに励む選手の体格もプロのそれに見合う程だ。銀杏並木の間から射し込む陽を受けるのは中央大学、新2年生の奥村十夢選手。外足が直線に伸びきるタイトなコーナリング時を狙った。

D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F7 / -0.7EV / ISO 400 / シャッター優先AE / 350mm

同じくグループ1で明治大学、新2年生の渡邉慶太選手が先頭グループを率いる。建設中の新国立競技場の横から射す西陽が選手たちを照らしていた。

このように先頭で来る選手には難なくAFが働くが、このカットの撮影後、例えば後ろのえんじ色のジャージを着る早稲田の選手へ、遮る他の選手がいなくなった後にフォーカシングを試みるも、フォーカスキャッチが達成されないことがあった。

D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,250秒 / F5 / -0.7EV / ISO 200 / シャッター優先AE / 400mm

航空機

羽田空港に着陸進入するソラシドエアの737-800型機。レンズを頭上を仰ぐように振り抜く。ホールディングが安定しない中での画面構成、AF追随、そして描写力を見ようと試みた。機体に反射する斜光を強調し、表面の金属質感を出すために-1.3段の露出補正を入れた。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/1,000秒 / F9 / -1.3EV / ISO 100 / シャッター優先AE / 550mm

同じく進入中のスターフライヤーA320型機。陽の入る位置がさらに傾いたため撮影位置を移動してアングルを変えた。感度を上げたくなかったので、絞り開放となったが、560mm F5.6での緻密な描写と被写界深度の浅さが見てとれるだろう。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/640秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO 64 / シャッター優先AE / 550mm

流し撮りに対応する手ブレ補正VRのスポーツモードを試すべく、滑走路に接地するスターフライヤーのA320を狙う。

流し撮りに対しては前モデルのVRから明らかな性能向上があり、キヤノンのISに追いついたと感じる。同位置から大型機なら300mm程度、中型機で400mm程度、小型機ではテレコンを入れるなど、フレキシブルに運用できるのがこのレンズのメリットである。

D850 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/15秒 / F9 / 0EV / ISO 64 / シャッター優先AE / 490mm

前カットと同じ地点だが夜間となり、カメラを高感度に強いD5に代え、またシャッタースピードを落とすべく、マンフロットの油圧式雲台にレンズを載せ、1/6秒のシャッタースピードでパンをした。

テレコンバーターの挿入はファインダー像も1段分暗くなるが、明るい晴天はもちろん、このような暗所でもテレコンが入っているのかどうかはファインダー像からだけでは判別しにくい。

表示される露出情報で絞りをF5.6より開けられなければテレコン入りとわかるが、レバー位置を触ること以外でも、装着の有無がわかるようなファインダー表示があれば良かった。

D5 / AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR / 1/5秒 / F4 / 0EV / ISO 1600 / マニュアル露出 / 330mm

まとめ

3~4年ほど前だろうか、ニコン設計陣からレンズにテレコンを内蔵した場合の操作レバーの位置についてヒアリングを受けた。ニコンもテレコン内蔵を検討しているものと、以降その登場を待ち望む日々が続いた。

そして今年の年明け早々、冬季五輪に合わせるように漸(ようや)くこのFマウントズームが150万円という値付けとともに発表された。

画角域が重なる200-500mm F5.6や150-600mm F5-6.3と暗いが取り回しが良く、そこそこ写るズームレンズが10万円程度で手に入るようになった昨今。そして幾社がミラーレスカメラシステムのラインナップを充足させ、またはその市場への本格参入を表明する、この2018年のことだ。

廉価ズームにはない細かな結像はもちろん、新世代のVRスポーツモード、D5とのAF、そしてテレコンの内蔵と、今回、各機能・性能を確かめてみてその進化に大いなる魅力を感じたが、時はミラーレス化の流れが活発。

ニコンも次はミラーレス? というこの時期に一眼レフ用のレンズにおいそれと100万円超の資金をつぎ込む気には、なかなかなれない。時代は変わりつつある。

あと2年、いや1年早く世に出してほしかった……。そして、遅かった割にはライバルよりも高いじゃないか、と指をくわえる。もし導入するなら、大枚を叩く最後のFマウントレンズかもしれない。

撮影協力:スノーパーク尾瀬戸倉
撮影協力:日本学生自転車競技連盟

井上六郎

(いのうえろくろう)1971年東京生まれ。写真家アシスタントを経て、出版社のカメラマンとして自転車、モーターサイクルシーンなどに接する。後、出版社を退社しフリーランスに。マラソンなどスポーツイベント公式カメラマンも務める。自転車レース、ツール・ド・フランスの写真集「マイヨ・ジョーヌ」を講談社から、航空機・ボーイング747型機の写真集「747 ジャンボジェット 最後の日々」を文林堂から上梓。日本写真家協会、日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。