デジカメドレスアップ主義

ゴールドモデルに気後れするな!

Nikon Df + Planar T* 50mm F1.4

  • ボディ:ニコン Df ブラック Gold Edition
  • レンズ:カールツァイス プラナー T* 50mm F1.4
  • マウント改造:ブリコラージュ工房ノクト コンタックスMF一眼用カール・ツァイスレンズのNikon F改造
  • カメラケース:リコイル ニコンDf ディンプルスタイルケース
  • ストラップ:リコイル ディンプルスタイル・パッテッドショルダーストラップ
  • ストラップ:ユリシーズ ハンドストラップ アルチェーレ・グランデ

 ニコンからDfの特別エディションが登場した。ニコンDfブラック Gold Editionは、ブラックボディのシルバーパーツをゴールドパーツに置き換え、高級感あふれるスタイルに仕上がっている。ゴールド仕様と言えばライカが有名だが、ニコン、ペンタックス、ローライなど、ゴールド仕様のカメラをリリースしたメーカーは思いの外数がある。これらは見るからに金の塊といった佇まいで、外に持ち出すのは気が引ける。どちらかと言えばコレクションアイテム的な側面が強いだろう。

 一方、Dfブラック Gold Editionはメッキパーツだけがゴールドカラーなので、十分に実用的なスタイルだ。カメラに負けない存在感のあるアクセサリーを集め、早速ドレスアップしてみた。

ディンプルスタイルケースはDfブラック Gold Editionの発売に合わせて開発したものだという
本ケースはヘビーウエイトレザーを使い、重厚感のある作りだ。価格は3万9,496円

 まず、リコイルのディンプルスタイルケースだ。この製品は銃をデザインモチーフにしている点が特徴だ。ナインティーンイレブンという銃の中に、ナイツ・アーマメントとナイトホークのダブルネームモデルがある。これが滑り止めとしてディンプル(窪み)加工を採用しているのだ。銃の滑り止めはセレーション(ノコギリ状の加工)が定番だけに、ディンプル加工は相当インパクトがある。このスタイルにインスパイアを受けて作り出されたのがディンプルスタイルケースだ。実際にはパンチングを施しているが、その大きな穴の群れがデザイン性と滑り止めという実用性をうまく両立している。リコイルは同スタイルのパッテッドショルダーストラップも同時リリースしており、セットで使ってもよいだろう。

背面はオープンタイプになっている。背面ボタンを制約なく操作可能だ
付属の真鍮ネジでカメラに固定する。真鍮ネジには三脚穴が空いている
ディンプル加工をモチーフにした大きなパンチングが本ケースの真骨頂だ
側面はレースアップの意匠を施した。もはやリコイル製ケースの十八番と言えるだろう
同テイストのパッテッドショルダーストラップも同時リリース。価格は4万1,472円
ストラップ本体やポーチが、それぞれディンプルスタイルになっている
ショルダー部分は肉厚のクッションの封入。ウエイトのある一眼レフも安定して携行できる

 ふたつ目はユリシーズのアルチェーレ・グランデだ。同社はミラーレス機向けにリストストラップ・アルチェーレを発売済みで、アルチェーレ・グランデはその一眼レフバージョンといった位置づけとなる。手首と手の甲、2軸でカメラに固定することで、ホールド感を向上しているという。2軸方向にそれぞれ長さ調整が可能で、ホールド感と操作性を好みでカスタマイズできる。パッド部は厚手の緩衝材を封入し、ウエイトのあるカメラでも手の甲をやさしく包み込む。手とカメラの一体感が抜群のハンドストラップだ。

アルチェーレ・グランデをニコンDfに装着。ほどよいビンテージ感でよく似合う
カメラの三脚穴にベースプレートをネジ止めする。ダイヤル付きのネジで工具は必要ない

 アルチェーレ・グランデは全5色とカラーバリエーションが豊富だ。帆布バージョンは3色展開で、ベルトとループにプエブロ、肌に接触する縁取り部分はやわらかいミネルバ・ボックスを使用している。フルレザーバージョンは2色展開で、帆布をシボ付きのアリゾナに置き換えたデザインだ。レザーはすべてイタリア製となる。アルチェーレ・グランデはショルダーストラップとの併用も可能なので、好みの配色でコーディネイトを楽しみたい。

内側はやわらかい材質で肌ざわりがよい。クッションが封入してある
アルチェーレ・グランデでニコンDfを握ったところ。手とカメラの一体感が群を抜いている
帆布バージョンはオリーブ、ネイビー、ブラウンの3色。価格は9,180円だ
フルレザーバージョンはブラウンとブラックの2色展開。価格は1万800円だ

 レンズはコンタックスのプラナーT* 50mm F1.4を装着した。ヤシコンマウントのレンズはそのままだとニコンFボディに装着できないため、ブリコラージュ工房ノクトでニコンFマウント改造を施した個体だ。オリジナルのマウントパーツを使い、純正品のような美しい仕上がりである。ミラー干渉しないように調整済みで、フルサイズデジタル一眼レフでも問題なく使用できる。無限遠は若干オーバーインフだが、撮影に支障のないレベルだ。なお、改造可能なコンタックスレンズについては、同社ウェブサイトで確認するとよいだろう。

ニコンとツァイスの組み合わせは、オールドレンズファンならずともインパクトがある
改造はオリジナルマウントパーツを使用。改造費はノクトにて3万9,960円だ
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/320秒 / F1.4 / +1.33EV / ISO100 / WB:オート
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/1,000秒 / F2 / +0.67EV / ISO100 / WB:オート
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/100秒 / F2.8 / -0.67EV / ISO100 / WB:オート
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/2,500秒 / F1.4 / +1.33EV / ISO100 / WB:オート
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/100秒 / F5.6 / -0.67EV / ISO100 / WB:オート
Nikon Df / Planar T* 50mm F1.4 / 1/1,250秒 / F2.8 / +1.33EV / ISO100 / WB:オート

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp