齋藤義典写真展「from Hokkaido」

北海道の素材を、世界へ。

広告写真家として北海道を拠点に活動している齋藤義典氏。クライアントから依頼される広告写真をはじめ、“ランドスケープ北海道”をテーマに取り組むアート写真が、今、海外のコンペティションにおいて高い評価を得ています。写真を通して北海道の食や景色を世界へ発信している齋藤氏の作品を、どうぞご覧ください。

第一部は2015年6月にパリを拠点に行われた写真大会「PX3」の2部門で、ブロンズ賞を獲得した作品です。広告食品部門で受賞したのは、4枚組の和食コンセプト写真。ネイチャー部門では、北海道の風景写真が同時受賞を果たしました。

第二部は、2014年に東京の「ハッセルブラッドジャパン・ギャラリー」で行った個展『廻りーランドスケープス北海道』の作品から。漆喰を用いたフレスコの手法を取り入れた、フレスコジクレーという土台を使っています。作品のひとつは、アメリカ・フィラデルフィアで行われた「オンワードサミット2014」にてファイナリスト入りを果たしたものです。レビューと呼ばれるプレゼンテーションの場においても、「廻り」の作品群は「フィラデルフィアミュージアム・オブ・アート」のキュレーターから高評価を得ました。特殊な仕上がりとあわせてご覧ください。

（写真展情報より）