写真展

中村正也写真展「NUDE・WOMAN」

(JCIIフォトサロン)

「NUDE」と題し、洗練されたエロティシズムで女性を被写体に多くの作品を発表し、ヌード写真の新境地を開いた中村正也の作品展。「アトリエ」(1963年)、「城」(1969年)、「野分け」(1969年)、「エマ ヌード イン アフリカ」(1971年)、「STOP&GO―裸足の旅―」(1973年)、「パンドラの笛」(1973年)、「女と景」(1976年)、「スパーク」(1978年)、「樹のように風のように」(1986年)など代表的な作品を一堂に会して、生涯女性写真の第一線で活躍し、女性という“未知なるもの”への尽きることのない探究心と魅力を追い求め続けた中村正也の世界をご覧いただく。約70点(全作品モノクロ)を展示。

(写真展情報より)

会場・スケジュールなど

  • ・会場:JCIIフォトサロン
  • ・住所:東京都千代田区一番町25番地JCIIビル
  • ・会期:2015年3月31日火曜日〜2015年4月26日日曜日
  • ・時間:10時〜17時
  • ・休館:月曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

  • 1926年横浜生まれ。1948年東京高等工芸学校写真科(現・千葉大学工学部)卒業。読売新聞社写真部、映画世界社、映画スター社を経て1951年フリーランスになる。1956年女性写真家集団「ギネ・グルッペ」を結成。1958年「マサヤスタジオ」を設立。1966年「ライフ30周年記念号」に委嘱されたヌード作品が日本で最も新しい広告写真と賞賛され、ニューヨーク・アートディレクターズ・クラブ写真賞を受賞する。1979年日本広告写真家協会(APA)会長に就任し、以降13年間務める。第1回日本写真批評家協会新人賞(1957年)、日本写真協会功労賞(1994年)など多数受賞。2001年6月6日、逝去。享年75歳。

(本誌:河野知佳)