ニコン Z 7を初お披露目「ニコンファンミーティング2018」が本日開幕

株式会社ニコンイメージングジャパンが主催する「ニコンファンミーティング2018」が9月1日に開幕した。会場はベルサール渋谷ファーストB1Fホール（東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワーB1F）。

全国7都市を巡回するファンイベント。今回は話題のフルサイズミラーレス「ニコン Z 7」（9月下旬発売予定）が一般に初めて披露され、実写データの持ち帰りも可能となっている。東京会場は9月2日も10時〜18時に開催。以降のスケジュールは記事末にまとめて掲載する。

会場はベルサール渋谷ファースト。「ベルサール渋谷ガーデン」とは違うので要注意。

開場の10時を前に、8時30分の時点で数十名ほどの待機列が見られた。ニコンイメージングジャパンによると、悪天候も想定して待機スペースを建物内に十分に確保したり、記念品も先着ではなく全員配布にしたという。いずれも、余裕を持って来場してもらえるようにとの配慮だ。

話題のフルサイズミラーレスカメラ、タッチ&トライ

ニコン Z 7

タッチ&トライのカウンターでは、ニコン Z 7をはじめとする新製品を手に取って試せる。Fマウントレンズも豊富に用意されており、マウントアダプターFTZとの組み合わせも可能だ。実写データを持ち帰れる場所は、別途用意されている（後述）。

「ニコン Z 6」「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」を触れるのは、8月23日の発表会に参加した報道関係者を含めても今回が初めて。Z 6は11月下旬の発売に向けてまだまだ改良が進むとみられ、実写データの持ち帰りはできない。

ニコン Z 6

バッテリーグリップのモックアップ展示。

Z 7フォトギャラリー。

実写データの持ち帰りも可能

専用の被写体セットが組まれている。

実写データを持ち帰れるZシステム機材は、ニコン Z 7、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S。Z 7はXQDシングルスロットの仕様でSDカードは使えないため、実写データを持ち帰りたい場合はXQDカードを持参のこと。会場での販売はない。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sも実写の持ち帰りが可能。

ポートレート撮影の体験コーナー。

ここにもZ 7を豊富に用意。XQD持参でデータを持ち帰れる。

125倍ズーム・望遠端3,000mm相当で話題の「COOLPIX P1000」も

会場内では、9月14日に発売予定の「COOLPIX P1000」、Fマウント超望遠レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」も試せる。

COOLPIX P1000。別売のドットサイトも装着。

AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR

9月28日発売の「D3500」。小さくてかわいいAPS-C一眼レフカメラだ。

進化したモノコック構造で、薄さが際立つ。

写真家セミナーや製品担当者のプレゼンステージも

メインステージでは、Zシリーズをはじめ新製品のプレゼンテーションや使いこなしを紹介するステージがある。各ステージの終了後にはプレゼント抽選会が用意されている。

ニコン北岡直樹さんによる「Z シリーズ製品企画者プレゼンテーション」

ベテランのニコンファンには、ニコンフェロー 後藤哲朗さんのステージ「信頼の証し～Nikon F2・F3ウエムラスペシャル～」や、写真家の山野泰照さんによる「ネガフィルム活用術！D850フィルムデジタイズ」も興味深いところだろう。

写真家の山野泰照さんによる「超望遠 COOLPIX P1000 徹底使いこなし」

F2ウエムラスペシャルが展示されている。

ウエムラスペシャルについて語る後藤哲朗さん、会場で準備万端。

17時10分からは、もはやニコンファンミーティングの恒例（?）ともなった「ニコンクイズグランプリ2018」が開催。クイズ終了後には登壇者・来場者の全員で集合写真撮影も行われる。

見逃せない限定グッズも

ファンミーティング会場限定グッズ。

来場の記念になる限定グッズも見逃せない。グッズ販売は17時までなので、グッズを買いつつクイズ大会にも参加したい場合は、早めに買い物を済ませておこう。参考までに、クレジットカードも使える。

前回のファンミーティングで好評だったというトートバッグが進化して登場。ニコンダイレクトで販売されているFLXトートバッグとは仕様が異なる、ファンミーティング限定アイテムだ。

Tシャツ。ニコンカラーの黄色が加わった。今回は新たにXXLサイズも用意している。

限定パッケージのニコンようかん。

「ファンミーティング」ならではの取り組みも

単なる製品プロモーションのイベントではなく“ファンミーティング”である意義として、来場者同士の交流を促すアイデアが用意されていた。来場時に受け取るカメラプロフィールパスに愛用カメラ、愛用レンズ、ひとことを記入し、服などに貼っておく。それを見てコミュニケーションのきっかけにしてもらおうという趣向だ。

パスは色が毎日異なる。つまり……？

ニコンちゃんも会場入り。

ニコンファンミーティング2018日程