イベントレポート

【CP+】オリンパスブースに、超個性派カスタムのカメラ10台が登場

スチームパンクなPEN、カーボン素材で軽量化したレンズフードなど

3月9日発売のE-PL9が早くも変身。ボディキャップレンズにレンズシャッターの中身を載せたような出で立ち。ファインダーはオリンパス35から持ってきたそうだ。

オリンパスブースで見つけた、ひときわ男の子ゴコロをくすぐる参考展示を紹介する。

これらは「カメラはもっと楽しい」をテーマにした開発スタディーモデルだといい、モノにこだわったスタイルという「スチームパンク」、製品を使い込んだ「味」を表現した「エイジング」、カメラをスポーティに使いこなして欲しいというメッセージを込めた「スポーツ(カーボン)」のテーマに沿って、オリンパスの社内デザイナーが製作した。

いずれもモックアップでなく、実際に動くカメラを使っているというのもポイントだそうだ。

スポーツ(カーボン)
ボディエッジのピンストライプが、使い込んで真鍮の地色が出た機械式カメラのような雰囲気を醸す。
カーボンパターンの部分は、本物のカーボンを仕様。三脚座のデザインも特別なもの。
スチームパンク
パイプと歯車をちりばめた「Pipe」
E-PL1がベースの「Blue Rust」。外付けされたフラッシュに、ストロボコンデンサーが収まっているグリップ部とホットシュー部分からそれぞれ繋がっているのが面白い。
丸みのあるパーツに可愛らしさ漂う「Gear」は、E-PL6がベース。
PEN-Fベースの「Tank」。映像の表示されたバリアングルモニターが本物の証拠。
エイジング
OMの75-150mmと組み合わせた「AGED OM-D」。モードダイヤルのスレ方が、いかにも。
愛称「Wood」。OM-D E-M5がベース。

いずれも「販売予定はない」と明記されているものの、今後の「オリンパスらしさ」を改めて検討すべく来場者の声を集めているそうで、興味を持った方はオリンパス説明員に声を掛けてみよう。

本誌:鈴木誠