デジタルカメラマガジン

2015年9月号の「デジカメNEWS調査隊」まとめ

デジタルカメラマガジン2015年9月号の「デジカメNEWS調査隊」(154〜158ページ)で紹介されているトピックについて、デジカメWatchの関連ニュース記事をまとめました。

RX10 IIの大口径ツァイスとスーパースローモーションを体験!

本格派のレンズ一体型カメラとして人気のRXシリーズの一角を担うRX10がII型として進化した。ポイントは1型積層型CMOSセンサー。メモリーを一体化することで処理能力が大幅に向上し、最大960fps(40倍)のスーパースローモーションが可能になった。プロ機材並みの高度な撮影が気軽に楽しめるのだ。24〜200mm相当の高倍率でありながらF2.8通しという明るさのツァイスレンズも健在。写真と動画の両面で隙のないスペックを誇るソニーらしいカメラだ。(9月号154ページで編集部員が体験)

ソニー、1型積層センサー搭載の高倍率機「サイバーショットRX10 II」
24-200mm相当F2.8レンズ搭載 4K動画も

パナソニックの最新技術を盛り込んだ光学24倍ズームのレンズ一体型カメラ

7月16日、パナソニックはDMC-FZ200の後継機となるDMC-FZ300の開発を発表した。FZ200の特徴だった全域F2.8、光学24倍ズームはそのままに、空間認識技術や4Kフォトなどの機能を追加。撮影後にフォーカス位置を選べる「フォーカスセレクト」もファームアップで対応予定。

パナソニック、全域F2.8の24倍ズーム機「LUMIX FZ300」開発発表
後からピント調整「フォーカスセレクト」も レンズ横にもダイヤルを装備

パナソニックが100-400mm/F4-6.3、25mm/F1.7の2本の開発を発表

パナソニックはLEICA DG初のズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3」と、標準単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7」の開発を発表した。まだ仕様の詳細などは未定だが、いずれも240fpsの高速AF制御や空間認識AFに対応する。

パナソニック、「100-400mm/F4-6.3」「25mm/F1.7」を開発発表
防塵防滴のLEICA DG望遠ズームレンズ

ベルボンの一脚に携帯性に優れたUltra Stickシリーズが新登場

ベルボンの一脚のラインアップに新たにUltra Stickシリーズが加わった。耐荷重などが異なる全部で8モデルが用意されている。その中から主にミラーレスカメラなどに最適な「M52」を試用した。脚の先端をひねるだけで全段を伸ばして固定できるウルトラロックを採用。小型の自由雲台も付いている。(9月号155ページで編集部員が試用)

ベルボン、30cmから1.6m以上に延びる一脚「ウルトラスティック」
伸ばして捻るだけで固定可能

デジカメアイテム丼:携帯性重視の一脚、ウルトラスティックシリーズが登場!
改めて一脚の使い方をおさらいしてみよう

防水性能で風景撮影に持ち出したいシルイの多機能三脚新シリーズ

シルイから防水仕様の三脚「Wシリーズ」が新たに登場した。脚部にシーリングを施し、脚内部へ水やほこりの侵入を防いでいる。ロックナットを締めれば、脚部を水につけた状態で撮影できるので、風景撮影など場所を問わず三脚を設置しやすい。さらにローアングルへの対応や、脚を取り外して一脚として利用できるなど多機能性も魅力的だ。カーボン製とアルミ製があるが、今回はアルミ製のW-1004をピックアップ。(9月号155ページで編集部員がW-1004を試用)

SIRUI、防水仕様の三脚「Wシリーズ」
脚を反転して収納できるトラベルタイプ

手ブレ補正機構が組み込まれたスタイリッシュなコンパクトカメラ

キヤノンのIXYシリーズに新モデルIXY 160が加わった。従来機IXY 150の後継モデルにあたり、光学8倍(28-224mm相当)のズームレンズを継承しつつ、新たにレンズシフト式の手ブレ補正機構を組み込んでおり、6種の補正モードから最適な設定が選択される「マルチシーンIS」が利用できる。

キヤノン、8倍ズームのスリムコンパクト「IXY 160」
2,000万画素CCDを搭載したベーシックモデル

iPad Airの高精細な液晶を生かしてカメラのライブビューをモニタリング

マンフロットはiPad Airでライブビュー画像のモニタリングや遠隔操作による撮影、画像管理が行える撮影ツール「DIGITAL DIRECTOR」を発売した。一見すると従来の外部モニターのように思われるが、モニタリングだけでなく、大画面のiPad Airでカメラ設定やピント合わせ、撮影画像の修整や管理まで総合的に行える点が異なる。アップル社の認定を受け、ハードとソフトが高度に連携することで可能にしているという。実際に使ってみると、iPad AirのRetinaディスプレイによる精細なライブビュー表示はレスポンスが非常に良く、専用アプリも直感的で、ストレスなく撮影や修整の作業が行えた。(9月号156ページに試用レポートあり)

マンフロット、iPad用撮影ツール「Digital Director」を実演
デジタル一眼レフと連携 高精細・低遅延のテザー撮影など

ステンレス製に続いて今回は本革仕様 こだわりのホットシューカバー第2弾

ニコンはポリカーボネート、アルミニウム合金製の本体に本革を貼り付けたアクセサリーシューカバーを発売する。Dfブラック Gold Editionを彷彿とさせるゴールドのラインが高級感を醸し出している。お気に入りのカメラに付けるとさらに愛着が湧きそうな逸品だ。カラーはブラックのみ。(9月号157ページに装着イメージを掲載)

ニコン、高級ホットシューカバーに新モデル
本革に金のNikonロゴ 定価4,000円

人気の超望遠ズームレンズにニコン純正モデルが加わり激戦に

これまでタムロン、シグマが先行している150-600mm超望遠ズームの強力なライバルがニコンから発売。これらより焦点域が狭くなるものの、全ズーム域で開放F5.6通しとなる。また、AF-S TELECONVERTER TC-14 IIIとF8対応のボディを使えば、700mm相当の画角をAFで撮影できる。

ニコン、定価17万円台の「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」
手ブレ補正モード「SPORT」搭載

ニコンFマウントのレンズが使えるティルト機構が付いたマウントアダプター

焦点工房はKIPONのティルト機構付きマウントアダプターを発売した。ニコンFマウントレンズ用のマウントアダプターになっており、キヤノンEF-M用、ソニーE用、富士フイルムX用、マイクロフォーサーズ用を用意。最大12度までのあおりが可能で、結像やパースのコントロールが行える。

KIPON、Fマウントレンズ用のティルトアダプター
キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ用

ローポジションで撮影できるシルイの小型テーブル三脚

シルイのアルミ製テーブル三脚3T-35が7月下旬に発売される。センターポールは2段式で着脱でき、外した状態では高さ51mmのローポジション撮影が行える。ヘッドはクイックシュー式の自由雲台を採用しアングルの変更もしやすい。ブラックとレッドのカラーモデルがある。

センターポール着脱式のテーブル三脚
全伸高340mm、最低高51mm

素早く水平に移行できる055/190三脚用レベリングセンターポール

マンフロットの三脚055シリーズと190シリーズ用の新型センターポールが発売。055シリーズ用の055LCと190シリーズ用の190LCだ。上部にハーフボールが配置され、三脚の脚の長さを調節せずに水平を取れるので、脚の長さを微調整する手間が省け、スムーズな水平出しが可能になる。

マンフロット、055/190三脚用のレベリングセンターポール
素早く水平に移行 ローポジション用の短いセンターポールも

高速撮影に強い“プレミアムハイスピード”シリーズの新モデルは最速60コマ/秒

カシオのEXILIMシリーズから連写機能が強化された高性能モデル「EX-100F」が発売される。注目の新機能は最速約60コマ/秒の高速連写。不規則で動きの速い被写体のシャッターチャンスをより確実にモノにしたい場合に便利。1秒間に最大1,000コマのハイスピードムービーも撮影できる。

カシオ、60コマ/秒の連写モードを搭載した「EXILIM EX-100F」

1.5秒でチャージ、フル発光で650回 専用バッテリーを使う外付けストロボ

ケンコープロフェショナルイメージングは、GODOXブランドのクリップオンストロボ V860を発売。電源に11.1V/2000mAの充電式リチウムイオンバッテリを採用しており、フルチャージ時には1.5秒の高速なリサイクルタイムが得られる。キヤノン用とニコン用がある。

GODOX、リチウムイオンバッテリー使用のクリップオンストロボ
発光間隔1.5秒、フル発光650回

アクセサリーがもれなくもらえる プロフォト B2 250 AirTTL購入キャンペーン

プロフォトがB2 250 AirTTL購入者を対象とした「B2サマーキャンペーン」を開始。キャンペーン内容は、期間中にB2の1灯または2灯キットを購入すると、もれなく3種のOCFライトシェーピングツール(OCFグリッドキット、OCFソフトボックス 40x40cm、OCFスピードリングアダプター各1個)が無料で貰えるというものだ。

プロフォト「B2 250 AirTTL」の購入キャンペーン
グリッドやソフトボックスを進呈

幅広い部門で応募が可能なエプソンフォトグランプリ2015

今年もエプソンフォトグランプリの作品応募受付が開始された。応募部門はネイチャー、ヒューマンライフ、ビギナー、ファミリースナップ、中学・高校写真の5部門を用意。応募サイズは部門によって異なり、ネイチャー、ヒューマンライフ、ビギナーは六切り・A4サイズ以上、中学・高校写真部は2L判以上、ファミリースナップ部門はL判以上。

エプソンフォトグランプリ2015

ソニーイメージングギャラリー銀座にギャラリー2が拡張オープン

ソニーイメージングギャラリー 銀座が、新たな展示スペースを加えてリニューアルオープンした。今回追加された「ギャラリー2」は展示スペースが約85㎡と、これまでギャラリー1よりも一回り広く取られている。ギャラリー2ではその展示スペースと壁面長を生かし、4K対応ビデオプロジェクタを利用した展示も可能になった。

銀座ソニービルに「NADiff」新店舗がオープン
アートブック、アートグッズなど扱うショップ

銀座の「ソニーイメージングギャラリー」が増床
オープンから1年。展示スペースを2つに

SILKYPIXが最新カメラに対応する最新版アップデート

SILKYPIX Developer Studioの最新版(Pro版 Ver.6.0.22.0、スタンダード版 Ver.6.1.22.0 )がリリース。最新バージョンでは新たにキヤノン PowerShot G3 X、カシオEX-100FおよびEX-ZR3000、リコーイメージングGR IIなどの最新コンパクトカメラに対応。一部機能が制限されるが「リアル・レゾリューション・システム」(PENTAX K-3 II)を用いて撮影された画像への対応もされた。

SILKYPIXがPowerShot G3 X、EXILIM EX-100F/EX-ZR3000、GR IIに対応
K-3 IIのリアル・レゾリューション・システムもサポート

(デジカメWatch編集部/本誌:鈴木誠)