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「FUJIFILM X-T1」に操作性改善のアップデート

動画ボタンをファンクションボタンに変更可

富士フイルムは12月17日、「FUJIFILM X-T1」および「同グラファイトシルバー エディション」用の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は4.20。

操作性改善を中心とした変更を含む。

  • 連写/ブラケティング撮影時でのフラッシュ発光対応
    外部フラッシュの使用時には、連写やブラケティング撮影時でもフラッシュが発光するようになりました。なお、同梱フラッシュEF-X8ご使用時には、「ISOブラケティング/フィルムシミュレーションブラケティング/ホワイトバランスブラケティング」のみで発光します。

    ※連写およびブラケット撮影時にフラッシュのチャージが間に合わない場合は、フラッシュを発光せずに撮影される場合があります。また、AF-Cでは連写速度がCH、CLともに低下します。
  • マニュアルフォーカス時のワンプッシュAF操作性改善
    マニュアルフォーカス撮影時にAF-Lボタンでワンプッシュ AFを行う際に、ピント(AFロック)と露出(AEロック)の両方を固定できます。親指でAF/AE条件を決めて撮影することが可能になります。
  • AFロック時のAF+MF操作性改善
    AF+MF時にAF-LボタンでAFロックされているときも、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になりました。
  • AF+MF時のFOCUS ASSISTボタン操作性改善
    AF+MF時でもFOCUS ASSISTボタンで拡大表示されたまま、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になりました。
  • 画面のカスタマイズ項目追加
    「セットアップメニューの表示設定」→「画面のカスタマイズ」で選べる項目を9項目追加(*)しました。
    お好みの表示のみを表示することで、撮影に集中していただけます。

    *追加項目:AFフレーム/連写モード/撮影モード/ブレ防止/情報表示背景/動画モード/フォーカスモード/手ブレ警告/ シャッター方式
  • 動画撮影ボタンのファンクション設定対応
    動画撮影ボタンをファンクション(Fn7)ボタンとして使用できます。ファンクションの設定は、DISP/BACKボタンの長押しで行います。

X-T1/X-T1 Graphite Silver Editionのファームウエア(カメラ内部のソフトウエア)の更新

FUJIFILM X-T1は、Xマウントを採用するミラーレスカメラ。レンズ光軸上にEVFを搭載する。有効画1,630万画素のX-Trans CMOS IIセンサーを搭載。発売は2014年2月。実勢価格はブラックが税込12万9,500円前後、Graphite Silver Editionが16万4,170円前後。

(本誌:鈴木誠)