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エプソン、スマホ連携を強化したコンパクトフォトプリンター

 エプソンは、スマートフォンとの連携を強化したコンパクトフォトプリンター「カラリオミー」シリーズ2モデルを19日に発売する。価格はともにオープンプライス。

E-840

 発表会の模様は「エプソン『カラリオ』発表会に忽那汐里さんが登場」を参照されたい。

 上位モデルの「E-840」は、五十音配列のキーボードを搭載したモデル。店頭予想価格は5万台中盤の見込み。

 下位モデルの「E-370」は、キーボードを省いたモデル。店頭予想価格は1万円台後半の見込み。カラーはホワイトとピンク。持ち運び用のハンドルを備える。

E-370

 両機種ともAndroidおよびiOS端末に対応し、端末付属のUSBケーブルでプリンターに接続することで、より簡単にプリントが行なえるようになった。従来モデルはBluetooth接続のため、ペアリング設定などが必要だった。

 初回にUSBケーブルで接続すると、端末で専用プリントアプリのインストール画面を表示するようになった。アプリを利用すると端末の住所録からデータを転送して年賀状などを作成できる。

 ディズニーのハガキコンテンツを40種類と倍増させ、計1,346種類のコンテンツを収録した。年賀状以外にも年間を通して使えるコンテンツとなっている。

 いずれも4色染料インクを採用し、プリント解像度は5,760dpi。インクサイズは2pl。カード/L/KG/ハイビジョンサイズのプリントに対応する。プリント速度はLサイズが30秒/枚。ランニングコストは14.8円/枚。

 外形寸法と重量はE-840が、235×192×158mm(本体)、262×147×24mm(キーボード)、約2.6kg。E-370は231×172×156mm、約2.3kg。

(本誌:武石修)