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パナソニック、三洋電機のカメラ事業を売却

 パナソニックグループの三洋電機株式会社は21日、デジタルカメラおよびデジタルムービーカメラ事業を行なっている三洋DIソリューションズ株式会社を売却すると発表した。

 2013年3月31日付けで、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合のファンドが出資する特別目的会社AP26に全株式を譲渡することで合意した。三洋DIソリューションズは、相手方ブランドによるカメラの開発や製造を手がけている。

 パナソニックグループの三洋電機は、7月にカメラ事業を三洋DIとして別会社化し事業強化を図ってきたが、競争が激化する市場で競争力を維持するためには新たなパートナーのもとで事業運営するのが望ましいと判断した。

 三洋電機はアドバンテッジパートナーズのもとで独立した事業体としての基盤を高めるとしている。

(本誌:武石修)