小山哲夫写真展「岩代國に想ふ」(ニコンサロンbis新宿)



作者は、猪苗代湖南側の岩代国(現 郡山市)に生まれ、25歳までを過ごした。社会人になってからは年1〜2回、帰省した折に遊び心で人のスナップや集合写真を撮って楽しんでいた。

そして、社会の第一線から身を引いてからは故郷を想う心は強くなり、中通から会津地方の自然風景にカメラを向け撮影を始めた。裏磐梯エリアはプロからアマチュアまで多数の先輩カメラマンが撮りつくしている。そこで、どうすれば個性ある作品が撮れるかを探し求めて行脚すること10年。

昨年は未曽有の東日本大震災、特に福島県は原発事故で深い傷跡を残した。故郷に住む作者の兄弟や友人・知人も復興に向けて共に踏み出している。

作者は現在、気象条件などに関係なく故郷に出かけ、四季の彩り豊かな大自然を撮り続けている。カラー40点。

(写真展情報より)


  • 名称:小山哲夫写真展「岩代國に想ふ」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2012年10月9日〜2012年10月15日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:折本幸治)

2012/9/24 15:47