シグマ、「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM」のキヤノン用を27日に発売


 シグマは、交換レンズ「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM」のキヤノン用を27日に発売する。価格は21万円。シグマ用、ソニー用、ニコン用の発売時期は未定。

 同社が1月に発表し、CP+2012などで展示していた望遠マクロレンズ。これまで発売時期や価格が未定だった。同社では「マクロレンズのフラッグシップ機」とする。

 180mm以上のマクロレンズでは世界初という手ブレ補正機構を搭載。補正効果は約4段分を謳う。さらに、等倍撮影可能な180mmのマクロレンズとしては世界初だという開放F2.8の明るさを実現した。

 レンズ構成はFLDガラス3枚を含む14群19枚。インナーフォーカスを採用した。フレアやゴーストを軽減するスーパーマルチレイヤーコートも採用した。AF駆動は超音波モーターで、フルタイムマニュアルも可能。絞りは9枚の円形絞り。

 フィルター径は86mm。最短撮影距離は47cm。最大径×全長は95×203.9mm、重量は1,640g。

 フード「LH927-01」、APS-C機で使用する場合にフードを延長できるフードアダプター「HA927-01」、三脚座「TS-21」が付属する。





(本誌:武石修)

2012/7/13 14:05