ニコン、「D4」「D800」「D800E」のファームウェアを公開


 ニコンは29日、デジタル一眼レフカメラ「D4」、「D800」、「D800E」のファームウェアを公開した。

D4。発売は2月。実勢価格は64万8,000円前後
D800。発売は3月。実勢価格は29万8,000円前後D800E。発売は4月。実勢価格は34万8,000円前後

 更新内容は以下の通り(ダウンロードページから引用)。D800とD800Eのバージョン番号および更新内容は同一。

D4(ファームウェアA:Ver1.01、ファームウェアB:Ver1.01)

  • 画像再生をしながら静止画撮影をしていると、液晶モニターが消灯し、メモリーカードアクセスランプが点灯のまま、稀にカメラの操作ができなくなってしまう現象を修正しました。
  • ネットワーク機能を使用した際に、設定条件により、「RAW+JPEG送信設定」を「JPEGのみ」に設定していても、RAW画像が送信されてしまう現象を修正しました。
  • カスタムメニューf15「画像の拡大/縮小方法」にて、メインコマンドダイヤルを併用した設定を選択した場合に、再生画像の拡大/縮小操作を行うと、設定条件により、シャッター秒時や絞り値、露出補正値が変更されてしまう現象を修正しました。

D800/D800E(ファームウェアA:Ver1.00、ファームウェアB:Ver1.01)

  • 画像再生をしながら静止画撮影をしていると、液晶モニターが消灯し、メモリーカードアクセスランプが点灯のまま、稀にカメラの操作ができなくなってしまう現象を修正しました。
  • ワイヤレストランスミッターWT-4を使用した際に、設定条件により、「RAW+JPEG送信設定」を「JPEGのみ」に設定していても、RAW画像が送信されてしまう現象を修正しました。
  • 「撮像範囲」が「5:4」で、「アクティブD-ライティング」が「しない」以外の設定にしていた場合、撮影画像の下端に黒っぽい影が写り込んでしまうことがある現象を修正しました。




(本誌:武石修)

2012/5/30 11:08