シグマ、マクロレンズ「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」にソニー用を追加


 シグマは18日、中望遠マクロレンズ「SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」のソニー用を発売すると発表した。価格は11万7,600円。

 キヤノン用、シグマ用、ニコン用に続いての発売。35mm判のイメージサークルに対応するマクロレンズで、等倍での撮影に対応する。さらに「APO TELE CONVERTER」(別売)を併用すると、等倍以上の撮影も可能となっている。

 ボディ内手ブレ補正機構を備えているソニー用ボディに対応しつつ、光学式手ブレ補正機構のOS(Optical Stabilizer)も利用できる。ファインダー像が安定するメリットがあるという。

 レンズ構成は11群16枚。高屈折率SLDガラスおよびSLDガラスを各1枚採用し、色収差、球面収差、像面湾曲を抑えた。また、2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用することで、撮影距離の変化にともなう非点収差、歪曲収差の変動を低減したという。

 AF駆動には超音波モーターHSMを採用。

 最大倍率は1:1。最短撮影距離は31.2cm。

 フィルター径は62mm。絞り羽根は9枚の円形。サイズは78.3×125.9mm(最大径×全長)。質量は730g。

 ケース、フード「LH680-03」、フードアダプター「HA680-01」が付属する。




(本誌:折本幸治)

2012/5/18 16:35