高梨史生写真展「浪 〜ロウ〜」(NADAR/TOKYO)



浪の写真です。
ただ、打ち寄せては消えてなくなる浪の記録です。似たようなものは在れども、決して同じものはなく
また、二度と現れない。そんな良い加減で、危ういものを表現できたらと思い作った作品です。

和紙やフィルム、光沢のないマット紙・バライタ紙など。様々な紙を使用しプリントしました。紙の質感による写真の雰囲気の違いも楽しんでいただければと思います。

浪:・空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。
  ・押し寄せるように揺れ動くものの動き。
  ・個人ではどうしようもない変化が、かわるがわる生じること。
  ・物事の動向にでこぼこ・高低・出来不出来などがあって、一定しないこと。むら。
  ・世の乱れ。騒ぎ。ごたごた。
  ・はかないもの、消えやすいものをたとえていう語。

作品形態(予定):カラー・モノクロ 13×19inch       15点程度
    カラー・モノクロ 8.5×11inch(A4)   20点程度 inkjet pigment prints

(写真展情報より)

  • 名称:高梨史生写真展「浪 〜ロウ〜」
  • 会場:NADAR/TOKYO
  • 住所:東京都渋谷区渋谷3-5-5 HAKKAビル4F
  • 会期:2011年12月12日〜2011年12月24日
  • 時間:10時〜19時(初日のみ12時開場)
  • 休館:日曜・祝日

(本誌:折本幸治)

2011/11/25 00:00