ニコンサロンbis新宿、大竹登喜江「おんなの暮らし -ネパール-」


 ニコンサロンbis新宿は、大竹登喜江「おんなの暮らし -ネパール-」を9月13日から開催する。

厳しい暮しの中、子どもを背負って早朝から大きな荷を持ち、青空市場に急ぐ女、レンガ工場で、重い日干しレンガ(20〜30kg)をレンガを焼く窯へと、一日中往復する女、そして子どもたちは工場の片すみで帰りを待つ。また、世界遺産の街中で刈り入れした稲を所狭しと天日干し、脱穀している女、ある街では水ガメ、穀物ガメ、酒ガメ等を中央市場で野積して素焼きしている。
しかし厳しく、貧しい生活の中でも女たちはカラフルな美しい衣裳を身にまとい、ホリの深い美人の多いのに目を奪われる。
女たちは誠実に、力強く、一生懸命に生きていた。豊かさを追求し続けた私たちは、これで良いのかと疑問を肌で感じたが、日本でも東日本大震災で何もかも奪われ、悲しく厳しい生活の中、力強く、心優しく助け合っている女たちの姿をテレビ、新聞で見、ネパールの女性も、日本の女性も皆同じで、女性たちを誇らしく思う。
母親、主婦、女の目線で写した作品を展示する。カラー52点。(写真展情報より)

  • 名称:大竹登喜江「おんなの暮らし -ネパール-」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2011年9月13日〜2011年9月19日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:折本幸治)

2011/8/29 18:56