ソニー、バウンス発光に対応したNEX用クリップオンストロボ


 ソニーは、レンズ交換式デジタルカメラ「NEX」シリーズ用のクリップオンストロボ「HVL-F20S」を6月24日に発売する。価格は1万5,750円。

HVL-F20S

 NEX-5、NEX-3、NEX-C3で利用できるクリップオンストロボ。NEXシリーズに付属するクリップオンストロボと同様、スマートアクセサリーターミナルに装着して使用する。NEX付属ストロボと同じく、起こすと電源オン、畳むと電源オフとなる。電源は本体から供給。

 NEX付属のストロボに対し、ガイドナンバーを7から20(ISO100・m)に強化。さらに上75度までのバウンス発光も可能になっている。発光部がドラム状に回転するので、上に回すとバウンス発光になる。

 照射角は標準位置で焦点距離24mm相当。望遠位置で50mm相当(35mm判換算)。同梱のワイドパネルを装着すると、E 16mm F2.8に装着可能なウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」の画角(焦点距離18mm相当)をカバーできる。フィッシュアイコンバーター「VCL-ECF1」には対応していない。

 外形寸法は約60×71×53mm。重量は約63g。

NEX-C3(ブラック)との組み合わせ例。電源オフ時ストロボを起こすことで電源が入る
NEX-C3(ホワイト)との組み合わせ例電源オンにしたところ
NEX-5(シルバー)に装着。電源オフにした状態電源をオンにした状態

(本誌:折本幸治)

2011/6/8 14:07