シグマ、「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」シグマ用を10日に発売


 シグマは3日、交換レンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」のシグマ用を6月10日に発売すると発表した。

APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM

 35mm判のイメージサークルをカバーする望遠ズームレンズ。2月にキヤノン用、シグマ用、ニコン用の発売を予告し、キヤノン用を4月29日に、ニコン用を5月20日にそれぞれ発売した。価格は共通で36万7,500円。

 2005年7月に発売した「APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」の後継機種。新たに手ブレ補正機構「OS」を搭載し、補正効果は約4段分としている。防塵防滴構造も採用した。インナーズームやインナーフォーカスを採用する。レンズ構成はFLD(“F” Low Dispersion)ガラス2枚、SLD(Special Low Dispersion)ガラス1枚を含む18群23枚。

 最短撮影距離は150~250cm。最大撮影倍率は1:8.1(200mm時)。フィルター径は105mm。絞りは9枚の円形絞り。最大径×全長は114.4×289.2mm、重量は2,950g(いずれもシグマ用)。ケース、フード、三脚座が付属する。



(本誌:鈴木誠)

2011/6/3 11:55