日本写真学会年次大会で細江英公氏ら講演


 日本写真学会は、2011年度の年次大会を26日より開催する。

 年次大会の開催に伴い、カメラ、写真、プリント、エレクトロニクスなど、各分野の講演を多数実施する。「画像入出力」(A)、「イメージング材料とその応用」(B)、「画像処理、画像評価」(C)、「画像表現と認知」(D)、「医用画像」(E)、「画像保存、アーカイブとその応用」(F)の6セッションからなる。日本写真学会非会員でも聴講可能。

 特別セッションとして、写真家の細江英公氏による「細江英公の球体写真二元論」と、東京理科大学学長の藤嶋昭氏による「物華天宝―研究も教育も感動から」を実施する。特別セッションは、年次大会参加者でなくとも聴講できる。聴講料は一般3,000円、学生は無料。

 また、東日本大震災関連の講演として、「津波によって被災した写真に関する報告」と「東日本震災による被災写真の救済」も予定している。

 参加には、Webサイトの専用フォームから事前登録が必要。定員になり次第締め切る場合がある。

 デジタルカメラ関連のプログラムでは、「超高倍率ズームレンズの設計」(キヤノン)、「ユニット交換式カメラシステム」(リコー)、「撮像素子内蔵型位相差AFの開発」(富士フイルム)、「サブ波長構造を用いた高性能反射防止膜"SWC"の開発」(キヤノン)などがある。

 そのほかの講演についてはWebサイトを参照されたい。開催概要は下記の通り。

  • 名称:2011年度日本写真学会年次大会
  • 会場:千葉大学けやき会館(西千葉キャンパス)
  • 住所:千葉市稲毛区弥生町1-33
  • 会期:2011年5月26日9時~2011年5月27日17時15分
  • 参加費:9,000円(会員)、2,000円(学生会員)、6,000円(シルバー会員)、1万円(非会員、1日の場合は6,000円)、3,000円(学生非会員)

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2011/5/19 15:32