ニコン、「D7000」ファームウェアをアップデート


 ニコンは25日、デジタル一眼レフカメラ「D7000」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は、ファームウェアA、ファームウェアBともに1.02。

D7000

 変更内容は次の通り。

  • 「長秒時ノイズ低減」を「する」にしたときの長秒時ノイズの低減処理を行なうシャッタースピードを「8秒より低速」から「1秒より低速」に変更。
  • 動画が特定の動画編集ソフトで開けない現象を修正。
  • カメラとテレビをAVケーブルで接続して動画を再生すると、2回目以降は音声が小さく、途切れる現象を修正。
  • 画像合成を行なったRAW画像をCapture NX 2、またはViewNX 2 でホワイトバランスの微調整を行なうと、画像がマゼンタ色になってしまう現象を修正。
  • GPSユニットGP-1を取り付けたとき、カメラに表示される方位が、「0.00"」となる現象を「---.--」となるように修正。
  • 「Fn」ボタンおよびプレビューボタンに割り当てた「ファインダー内水準器」の誤差を修正。
  • 「感度自動制御」の「する」、「しない」を選択する画面で表示するヘルプが「制御上限感度」のヘルプになる点を修正。

 D7000は、APS-Cサイズ相当の有効1,620万画素CMOSセンサーや、視野率100%のペンタプリズムファインダーなどを備えるデジタル一眼レフカメラ。液晶モニターは3型約92万ドット。発売は2010年10月。実勢価格は11万9,800円前後(ボディのみ)。

(本誌:折本幸治)

2011/4/25 19:28