リコー、生産関連事業の被害・稼動状況を発表


 リコーは14日、東北地方太平洋沖地震によるグループ各社の生産関連事業所について、被害状況と稼動情報を発表した。2011年3月14日18時時点での情報となる。

 発表したのは、東北・関東地方および静岡県の生産関連事業。各事業所とも人的被害はないものの、岩手県、宮城県、茨城県に所在する各事業所は14日時点で操業停止、15日以降も操業停止もしくは未定としている。埼玉県、神奈川県、静岡県の事業所については、15日に操業再開および一部操業予定としている。

 このうち、岩手県花巻市のリコー光学株式会社、宮城県登米郡の迫リコー株式会社、宮城県柴田郡の東北リコー株式会社では建物や生産設備に被害が発生しており、生産再開には時間がかかる見通し。

 なお、リコーではデジタルカメラの生産は海外で行なっており、今回の震災による生産への影響はないとしている。デジタルカメラの販売・サービスの提供についても、従来通り提供できるという。

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2011/3/15 16:57