富士フイルム、Lサイズ2,210枚/時のデジタルミニラボ


 富士フイルムは、デジタルミニラボ「フロンティアLP5700R」および「同LP5500R」を28日に発売した。プリンター単体の価格は、フロンティアLP5700Rが1,514万円、同LP5500Rが1,314万円。

フロンティアLP5700R

 いずれもレーザー露光方式の業務用ミニラボ。独自開発の高速レーザー露光技術を搭載することで、高画質な銀写真プリントが可能としている。

 どちらも設置面積は約1.2平方m。LP5700Rは、約2,210枚/時(Lサイズプリント時)の処理能力を有する(LP5500Rは約1,350枚/時)。プリント速度は、LP5700Rが約2分33秒、LP5000Rが2分55秒(いずれもLサイズプリント30枚分)。

 このほか、「精密レジスト技術」、「処理部・搬送部の安定化技術」、「新水洗処理技術」などの技術を備えることで処理の高速化を図った。

 プリントソーター以外の主な仕様はほぼ共通。82.5×117mm~305×457mmのペーパーサイズに対応。使用ペーパーはフジカラー「EVER-BEAUTY PAPER TYPE II for LASER QLタイプ」および「プロフェッショナルペーパー プロレーザー TYPE II QLタイプ」。処理薬品は「シンプルイットE」(CP-49E)。

 画像処理ソフトウェアには光量不足や逆光、露出アンダー、露出オーバーのシーンなどを自動補正する「Image Intelligence」を採用する。

 本体サイズは1,515×820×1,390mm。重量はLP5700Rが約470kg、LP5500Rが約460kg。



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2011/3/1 16:10