【CP+】DLPプロジェクター内蔵デジカメを展示したジェネラルイメージング


 ジェネラルエレクトリック(GE)ブランドのデジタルカメラを展開するジェネラルイメージング(GI)ブースでは、国内初披露となるプロジェクター内蔵デジタルカメラ「PJ1」を展示していた。3月上旬に2万9,800円前後で発売する。

ジェネラルイメージングブース

 PJ1は、フォトキナ2010で発表したモデル。プロジェクターにテキサスインスツルメンツの「DLP」(Digital Light Processing)方式を採用し、高輝度と高彩度を売りとする。撮影した画像を本前面から照射し、5〜70型相当のサイズで鑑賞できる。投影距離は0.2〜2.5m。明るさは最大13ルーメン。コントラスト比は300:1で、連続70分の投影ができる。ジェネラルイメージングのコンセプトである“バリューフォーマネー”に則り、高機能だが最初からある程度求めやすい価格にしたという。

PJ1
プロジェクターを動作させたところ右端のボタンでプロジェクターが起動する。左のスライドバーでピントを調節できる
実際に投影したところ簡単な操作も訴求していた

 付属のUSBケーブルでパソコンと接続すれば、PCのデータプロジェクターとしても利用できる。携帯できる小型プロジェクターとして、ビジネスシーンでの利用も見込む。

 1/2.3型有効1,410万画素CCD、広角28mm相当(35mm判換算)からの7倍ズームレンズ、光学式手ブレ補正機構、約23万ドットの3型液晶モニターなどを搭載する。感度はISO80〜3200。動画は1,280×720ピクセル、30fpsでH.264記録。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。サイズは100.8×64.5×21.2mm、本体のみの重量は約125g。投影台も付属する。

 そのほかの新製品としては、実売7,000円前後のエントリーモデル「C1433」を展示。発売は2月末。

C1433

 1/2.3型有効1,410万画素CCD、広角29mm相当からの3倍ズームレンズ、電子式手ブレ軽減機能、約11万ドットの2.4型液晶モニターなどを搭載するモデル。単3電池2本で動作する。低価格ながら笑顔検出、瞬き検出といった機能も利用可能。パノラマ合成機能も装備。

 感度はISO80〜1600。動画は640×480ピクセル、30fpsで記録はMotion JPEG。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。サイズは92×60.5×30.35mm、本体のみの重量は約120g。

ブースでは誰でも引けるくじを実施。カメラケースやストラップなどが当たる
賞品のカメラケースとストラップ。いずれも発売済み



(本誌:武石修)

2011/2/10 18:01