【CP+】シグマ、「SD1」「DP2x」などを展示


 シグマブースでは、デジタル一眼レフカメラ「SD1」のほか、CP+2011にあわせて発表した交換レンズなどが人気を集めていた。

シグマブースSD1

 SD1はフォトキナ2010にあわせて発表した製品。発売時期・価格ともに未定だが、手に取って操作できる試作機をブースに展示。常に人だかりができていた。

 ボディはサイズから受ける印象より軽量で、しっかりとしたホールド感のあるグリップを採用していた。撮像素子は有効4,600万画素のX3ダイレクトイメージセンサーを搭載。24×16mmに大判化したことで、撮影画角はレンズ表記の約1.7倍から約1.5倍になった。

SD15(右)と比較

 ブースではプリントした作例のほか、パソコンの画面で実際の撮影データを見ることも可能。多くの来場者がその画質に感心していた。

SD1の作例を展示細かな質感まで再現する画質が注目されていた

 また、交換レンズの新製品も展示。一部のレンズはカウンターで実物を手に取ることができる。

 あわせてソニーEマウント対応レンズのイメージモックもガラスケース内に展示しており、注目を浴びていた。イメージモックから読み取れるのは、焦点距離30mm、開放F2.8、フィルター径46mmという点のみ。それ以上の詳細は明らかにされなかった。

価格が36万7,500円に決定した「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」「APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」は手ブレ補正を新搭載
別売のテレコン併用で等倍以上の撮影も可能な「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」OS搭載の中望遠マクロ「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」
フルサイズ対応の超広角ズーム「12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM」はケース内展示にとどまる
Eマウントレンズのイメージモックを展示ソニーブースでは同モックを「NEX」に装着した状態で展示していた(ソニーブースで撮影)

 8日に発表したX3ダイレクトイメージセンサーを搭載する「DP2x」は、タッチ&トライが可能。DP2sからの変更点は画角違いの「DP1s」から「DP1x」への変更と同様、「AFE」(アナログフロントエンド)を搭載した点という。

DP2xも手に取れる外観に変更点はないという
シグマブースでお馴染み、APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG体験コーナーも盛況

(本誌:鈴木誠)

2011/2/11 11:36