キヤノン、「PowerShot A」シリーズにHD記録対応モデル

　キヤノンは、エントリークラスのデジタルカメラ「PowerShot A」シリーズの新機種として、「PowerShot A3200 IS」、「PowerShot A2200」、「PowerShot A1200」の3モデルを順次発売する。

PowerShot A3200 IS（シルバー）

PowerShot A2200（シルバー）	PowerShot A1200（シルバー）

■PowerShot A3200 IS

　パステル調のボディカラーを採用するベーシックモデル。発売は2月17日。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万6,000前後の見込み。本体色はシルバー、ブルー、ピンク。

PowerShot A3200 IS（シルバー）	PowerShot A3200 IS（シルバー）

PowerShot A3200 IS（ブルー）	PowerShot A3200 IS（ブルー）

PowerShot A3200 IS（ブルー）

PowerShot A3200 IS（ピンク）	PowerShot A3200 IS（ピンク）

PowerShot A3200 IS（ピンク）

　主要被写体を検出し、ピントと露出をあわせ続ける「主役フォーカス」を搭載。これまで顔優先AFで検出できなかったペットや鉄道など、人物以外の被写体を検出するという。人物以外の被写体が動いている場合が検出できるようになったことから、シーン認識機能「こだわりオート」にも4つの認識シーンを追加、計35シーンの認識が可能になった。

　また、モードダイヤルに「クリエイティブフィルターモード」を装備。「トイカメラ風」、「ジオラマ風」、「魚眼風」、「モノクロ」、「極彩色」、「オールドポスター」といった6つの演出効果が楽しめる。

　動画記録は1,280×720ピクセル。同時発表のPowerShot SX230 HSなどが採用する「ムービーダイジェスト」は非搭載。

　そのほか、明るさ、あざやかさ、色合いをスライダーで調整する「ライブビューコントロール」を新搭載。ストロボや操作音をオフにする「マナーモード」もPowerShot Aシリーズのみの新機能となる。

　撮像素子は有効1,410万画素の1/2.3型CCD。レンズは焦点距離28-140mm相当（35mm判換算）F2.8-5.9の光学5倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構を搭載。電源にはリチウムイオン充電池のNB-8Lを使用する。

■PowerShot A2200

　PowerShot Aシリーズ最薄の奥行き約23.6mmを実現した製品。発売は2月17日。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万3,000円前後の見込み。本体色はシルバーとレッド。

PowerShot A2200（シルバー）	PowerShot A2200（シルバー）

PowerShot A2200（レッド）	PowerShot A2200（レッド）

PowerShot A2200（レッド）

　撮像素子はPowerShot A3200 ISと共通。レンズは28-112mm相当（35mm判換算）F2.8-5.9の光学4倍ズーム。手ブレ補正は非搭載。オートよりもISO感度を上げて撮影する「ブレ軽減」モードを新たに装備した。

　PowerShot A3200 ISと同様、クリエイティブフィルター、ライブビューコントロール、マナーモードを備える。動画記録は1,280×720ピクセル。

■PowerShot A1200

　単3電池2本で駆動するベーシックモデル。発売時期は3月上旬。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万2,000円前後の見込み。本体色はシルバーのみ。

PowerShot A1200	PowerShot A2200

　上位モデルと同じく、主役フォーカス、クリエイティブフィルター、ライブビューコントロール、マナーモードなどを搭載。光学式手ブレ補正は非搭載で、PowerShot A2200と同様、ぶれ軽減モードが利用できる。

　撮像素子は1,210万画素の1/2.3型CCD。レンズは焦点距離28-112mm相当（35mm判換算）F2.8-5.9の光学4倍ズーム。光学ファインダーを搭載している。

※質量はバッテリーおよびメディア込み。