富士フイルム、EVF搭載30倍ズーム機「FinePix S4000」など海外発表


 FUJIFILM North America Corporationは5日(現地時間)、レンズ一体型高倍率ズームデジタルカメラ「FinePix S4000」、「FinePix S3200」、「FinePix S2950」を米国で発売すると発表した。価格は順に279.95ドル、249.95ドル、229.95ドル。発売時期は2月。いずれも国内での発売は未定。

FinePix S4000
FinePix S3200
FinePix S2950

 FinePix S4000とFinePix S3200は同形状のボディを採用。違いはズーム倍率で、FinePix S4000が焦点距離24-720mm相当(35mm判換算)の光学30倍ズーム、FinePix S3200が焦点距離24-576mm(35mm判換算)の光学24倍ズームとなっている。

 そのほかの主な仕様は共通。撮像素子は有効1,400万画素の1/2.3型CCDで、CCDシフト式の手ぶれ補正機構を備える。動画記録は1,280×720ピクセル。圧縮方式はMotion JPEG。2010年の同社モデルから搭載が始まったフォトブックアシスト機能も利用できる。

 液晶モニターは3型46万ドット。0.2型20万ドットのEVFも備える。電源は単3電池4本。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 外形寸法は118×80.9×99.8mm。重量は445g(本体のみ)、540g(アクセサリー、バッテリー、メモリーカード込み)。

 FinePix 2950は、一回り小型のボディを採用。レンズは光学18倍ズーム。焦点距離は28-504mm(35mm判換算)、F3.1-5.6となる。

 また、上位2機種に比べて、液晶モニターが3型23万ドットとなる点も違い。そのほかの装備は同等。

 外形寸法は110×73.4×81.4mm。重量は341g(本体のみ)、437g(アクセサリー、バッテリー、メモリーカード込み)。

(本誌:折本幸治)

2011/1/5 19:32