アイファイ、撮影画像をスマートフォンなどに“直接転送”できる新モード


 アイファイは5日、「Eye-Fi X2」カードの撮影画像をモバイル端末に直接転送する新技術「ダイレクトモード」を発表した。2011年中にEye-Fiカードの無償アップデートとして利用可能になる。米国ラスベガスで6日(現地時間)に開幕する「2011 International CES」での発表。詳細は会場から追ってレポートする予定。

Eye-Fi X2の最上位モデル「Eye-Fi Pro X2」

 Eye-Fiのモバイル版アプリとの連携により、デジタルカメラで撮影した画像や動画をワイヤレスでスマートフォンやタブレットに直接転送できるとする新技術。モバイル端末上で即座に撮影画像を閲覧、保存、共有でき、各種アプリでの編集やクラウドサービスへのアップロードがシームレスに行なえるようになるという。

 Eye-Fiカードは、デジタルカメラの撮影画像を無線LAN経由でパソコンや各種オンラインサービスに送信できるSDHC/SDメモリーカード。現行モデルのEye-Fi X2ではIEEE 802.11b/g/nに対応し、RAW画像の転送、アドホック接続、公衆無線LAN接続、ジオタグ記録といった機能を利用できる。

 実勢価格は最上位モデルのEye-Fi Pro X2が1万5,800円前後。一部の機能を制限したEye-Fi Explore X2が9,980円前後、Eye-Fi Connect X2が6,980円前後。



(本誌:鈴木誠)

2011/1/5 14:32