ニコン、プロジェクター内蔵デジカメの専用サイト「COOL PROJECTION」を公開


 ニコンは、プロジェクター内蔵デジタルカメラの専用Webサイト「COOL PROJECTION」を11日に公開した。8つの言語で閲覧できる。動画共有サイト「YouTube」にもチャンネルを開設した。

Webサイト「COOL PROJECTION」COOLPIX S1100pj

 同社のプロジェクター内蔵コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1100pj」(2010年9月発売)、「COOLPIX S1000pj」(2009年10月発売)のプロジェクター機能を用いた新たな表現方法や楽しみ方を提案・共有する場として開設したWebサイト。世界的な映像クリエイターがCOOLPIX S1100pjを用いて制作したアーティスティックな作品を公開し、プロジェクター機能の新たな可能性を示唆するとしている。

 映像クリエイターのオリジナルコンテンツを公開する「Small Video Art」には、MASARU OZAKI氏、Thonik氏ほか6組のアーティストが参加予定。プロジェクター搭載デジタルカメラの開発秘話などを開発担当者が語る「Interview」などのコーナーも用意している。

 また、「Try Projection」のコーナーでは、2011年1月下旬まで「撮る×映す×送る あなたもプロジェクションの可能性を投稿しよう」をテーマに、S1100pjの利用アイデアを収めたYouTube動画を募集。審査を通過した動画はWebサイトに作品として掲載する。

 現行機種のCOOLPIX S1100pjは、明るさ最大14ルーメン、最大投影サイズ47型のプロジェクターを内蔵するコンパクトデジタルカメラ。タッチパネル式の3型液晶モニターを搭載した。撮像素子は有効1,410万画素のCCD。レンズは35mm判換算28-140mm相当の5倍ズーム。実勢価格は3万6,100円前後。



(本誌:鈴木誠)

2010/11/11 14:45