キヤノンギャラリー、近藤晃写真展「羽田空港を見つめて35年」〜新しい滑走路ができた〜


 キヤノンギャラリーは、近藤晃写真展「羽田空港を見つめて35年」を10月2日から開催する。


 本展は、本年10月に運用が開始される羽田空港のD滑走路完成を記念して開催される写真展です。
 さまざまな空港での風景、空港で働く人々の姿、国内外の要人の入出国の様子、地元羽田地区の街並みの変遷など、35年にわたり近藤晃氏が記録した写真約50点を展示します。
 なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。(写真展資料より)

 羽田空港は、昭和6年羽田飛行場としてわが国初の民間航空専用の空港(国営)として運用が開始され、来年2011年には開港80年を迎えます。開港当時は300m長/15m幅の滑走路1本を擁する53ha規模の空港でしたが、その後徐々にその規模を拡大し2010年10月21日には4本目のD滑走路がオープンします。新しい滑走路は世界に類を見ない埋め立て式と桟橋方式を両立し自然に優しい滑走路となっています。
 この滑走路が完成することで羽田空港は開港当時の27倍もの広さに拡張され、これにより離着陸回数が大幅に増加し、乗降客数も世界第3位となることが予想され、名実ともに羽田空港は日本を代表する空港になるでしょう。
 この写真展では、さまざまな空港での風景と国公賓や政府要人の出入国シーンや空港で働く人々、地元羽田地域の人々の暮らしに至るまで、さまざまな視点からとらえた写真を展示します。
35年に亘る羽田空港の歴史をぜひご高覧頂ければ幸いです。(作者メッセージ)

  • 名称:「羽田空港を見つめて35年」〜新しい滑走路ができた〜
  • 会場:キャンギャラリー(オープンギャラリー)
  • 住所:東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー2F
  • 会期:10月2日〜10月30日
  • 時間:10時〜17時30分
  • 休館日:日・祝日

(本誌:折本幸治)

2010/9/17 13:54