ティッフェン、フィルター効果ソフト「Dfx v2.0」


Dfx v2.0

 銀一は、米Tiffen(ティッフェン)のフィルター効果ソフト「Dfx v2.0」を10日にダウンロード形式で発売する。「Photoshopプラグイン版」、「Apertureプラグイン版」、「スタンドアローン版」を用意し、価格はPhotoshopプラグイン版とApertureプラグイン版が3万1,815円、スタンドアローン版が1万5,960円。

 併せて、動画用のビデオポストプロダクションプラグイン版として、「After Effectsプラグイン版」、「Final Cut Proプラグイン版」、「Avid AVXプラグイン版」もそれぞれ6万3,735円で用意する。

 113種類のフィルターを搭載し、1,000種を超える組み合わせのフィルターとエフェクトを利用できるというソフト。米国で発売済み。ティッフェン製ガラスフィルターの疑似効果、特殊なレンズ撮影効果の再現、フィルム粒状感、色温度補正、霞やソフトなどの光学的効果を適用することができる。今バージョンではフィルターの強化に加え、日本語メニューも搭載した。

 また、複数のフィルターを重ねて扱えるレイヤー機能、複数画像の効果を適用するバッチ処理機能なども搭載する。Photoshopプラグイン版およびApertureプラグイン版はマスキングに対応した。今バージョンよりプラグイン対応ソフトも拡大している。

 Photoshopプラグイン版およびApertureプラグイン版の動作条件は、WindowsがPhotoshop 7.0以降、Photoshop Elements 3.0以降。Intel MacがPhotoshop CS3以降、Photoshop Elements 6.0以降。PowerPC MacがPhotoshop CS2以降、Photoshop Elements 4.0以降。

 スタンドアローン版は、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.4以降で動作する。

 ビデオポストプロダクションプラグイン版の主な対応ソフトは、WindowsがAfter Effects 7.0以降、Avid Xpress 2.0/DV/Pro 、Avid Symphony/Media Composer/ Adrenaline/Nitris/MCXpress 1.5。Mac OS XがAfter Effects 7.0以降、Avid Media Composer Systems、Avid Xpress Pro Systems、Final Cut Pro 6以降、Final Cut Express 4以降など。なお、Mac OS XのRosettaエミュレーションモードには対応しない。



(本誌:鈴木誠)

2010/8/9 14:05