ペンタックス、「K-7」に動画分割機能を追加

〜カスタムイメージの「リバーサルフィルム」も選択可能に

K-7

 ペンタックスは28日、デジタル一眼レフカメラ「K-7」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.10。

 更新内容は次の通り。

  • 再生モードパレットに動画編集機能を追加した
  • 画像モニターの撮影情報表示に電子水準器を追加した
  • 露出モードMとXにおいて、ファインダー内表示と表示パネルの露出計表示を水準器表示と両立するようにした
  • カスタムイメージの画像仕上げに「リバーサルフィルム」を追加した
  • ライブビュー時のAF動作をシャッターボタンの半押しでもAF作動するようにした。また、合焦速度も向上した

 動画編集機能の追加により、撮影した動画の分割および分割した動画の選択削除が可能になる。動画編集機能に関しては、追加のマニュアルをPDFで公開している。

 カスタムイメージの「リバーサルフィルム」は、ペンタックスが2010年6月11日に発売した中判デジタル一眼レフカメラ「645D」が初めて搭載した画像仕上げ。付属ソフトの「PENTAX Digital Camera Utility 4」では、7月22日に公開したVer.4.2.1において、645D以外のカメラでもリバーサルフィルムの適用が可能になっている。

 K-7は、ペンタックスが2009年6月に発売したデジタル一眼レフカメラ。視野率約100%のファインダーや720p/30fpsの動画記録機能を有するKシリーズの上位機種。マグネシウム合金製の防塵・防滴ボディを採用する。ボディのみの実勢価格は8万8,800円前後。



(本誌:鈴木誠)

2010/7/28 15:43