マミヤ、中判カメラとデジタルバックのセットを9,999ドルで発売


DM33を装着した645DF

 マミヤ・デジタル・イメージングは13日、フェーズワンの中判カメラ「645DF」と、マミヤのデジタルバック「DM33」、「DM28」、「DM22」を組み合わせた低価格な中判デジタルカメラシステムを発売すると発表した。北米のほか、欧州、中国、台湾、オーストラリアなどの地域で同日より販売を開始している。なお、日本での発売は未定。

 このうち、DM22を同梱したシステムは9,999ドル/6,995ユーロ。645DFおよびDM22の発売当時の価格は、それぞれ5,990ドル、9,995ドルだった。開発、調達、生産、サービス、サポートの相乗効果を実現するとともにコスト削減を図り、従来より手頃な価格で提供できるという。若手プロフォトグラファーや情熱的なアマチュアフォトグラファーに向けた価格設定としている。アメリカ合衆国でのテスト・マーケティングを成功したことで、米国外での展開を決定したとしている。

 645DFと各デジタルバックのほか、RAW現像ソフト「Capture One」を同梱する。交換レンズは別売り。

 DM33、DM28、DM22は、米マミヤが2009年10月より展開している中判デジタルバックシリーズ。それぞれ有効3,300万画素、2,800万画素、2,200万画素のCCDセンサーを搭載。センサーサイズは、DM33とDM22が48×36mm、DM28が44×33mm。645判のイメージサークルに対応する。



()

2010/7/16 00:00