シンクタンクフォト製品の入荷が遅延

~レイオフ後に需要急増、工員確保が間に合わず

シンクタンクフォト製品の1つ「シェイプシフター」

 銀一は27日、同社が総代理店を務めるシンクタンクフォト製品の入荷が1カ月半程度遅れると発表した。当初、5月中旬の予定だった製品の入荷が7月初旬になるという。

 2008年~2009年にかけての世界不況で生産が大きく落ち込んだ際に、シンクタンクフォト製品を生産するベトナムの工場が工員の半数以上を解雇していた。ところが、2010年頭から北米ブランドを中心にバッグやケースの需要が盛り返し、2009年比で170%もの受注が入り生産が追いつかない状態という。

 工員を急増させるべく調整を行なったものの、解雇した工員の多くは既に地方農場や別の産業に就いており工員を急増させる状況には至っていないとしている。




(本誌:武石修)

2010/5/27 18:57