富士フイルム、「FinePix HS10」最新ファームウェア

〜RAWデータなどの表示不具合を修正

FinePix HS10

 富士フイルムは24日、デジタルカメラ「FinePix HS10」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.02。RAWデータに横線の段差が生じる不具合などを修正した。

 バージョン1.02での修正内容は次の通り。

  • セットアップメニューの撮影画像表示設定で、画像拡大チェックを選択した場合、画像を正常に記録できないことがある不具合を修正。
  • 現像されたRAWデータにおいて、画像上部に横線の段差が生じる不具合を修正。
  • 電池により、電池残量表示が早く表示される場合があることを改善。

 FinePix HS10は、光学30倍ズームレンズ、1/2.3型有効1,030万画素の裏面照射型CMOSセンサー、上下チルト式の3型液晶モニターなどを搭載。新開発の5軸手ブレ補正などの機能を備える。発売は4月17日。価格はオープンプライス。実勢価格は4万4,000円前後。




(本誌:折本幸治)

2010/5/25 12:25