市川ソフト、SILKYPIXシリーズEarly Preview版をライカ「S2」「X1」に対応

〜オリンパス「E-PL1」に正式対応

 市川ソフトラボラトリーは5日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」のEarly Preview版について、最新版を公開した。バージョン番号は、Windows用およびMac OS X用ともに4.1.32.0。

 更新内容は共通。ライカの中判デジタルカメラ「S2」およびコンパクトデジタルカメラ「X1」のRAWデータに対応した。Early Preview版は正式版の公開に先立って新機能を公開するもので、サポートは受けられない。

SILKYPIX Developer Studio ProS2
X1

 なお、3月5日公開のEarly Preview版で新たに対応したオリンパス「E-PL1」には、3月12日公開のVer.4.1.31.2において正式対応。加えて同バージョンでは、ニコン「D300」のRAWファイルにおけるホワイトバランス表示の不具合も修正している。

 S2は、有効3,750万画素のCCDセンサー(45×30mm)を採用したAF搭載の中判デジタルカメラ。販売はSシステム認定特約店でのみ行なう。ボディのみの価格は262万5,000円。

 X1は、APS-Cサイズ相当の有効1,220万画素のCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは35mm判換算の焦点距離35mm、開放F2.8。2.7型の液晶モニター、SDHC/SDメモリーカードスロットなどを備える。実勢価格は21万円前後。

 SILKYPIX Developer Studio Proは、SILKYPIXシリーズの最上位版に当たるRAW現像ソフト。SILKYPIX Developer Studio 4.0との違いは、自動覆い焼き機能、スポッティングツール、バッチ現像処理、日付焼き込み、画像焼き込み、IPTC編集機能の搭載など。価格はパッケージ版が3万2,000円、ダウンロード版が2万6,000円。



(本誌:鈴木誠)

2010/4/6 12:19