キヤノン、「EF 70-200mm F2.8 L IS II USM」を19日に発売


EF 70-200mm F2.8 L IS II USM

 キヤノンは、大口径望遠ズームレンズ「EF 70-200mm F2.8 L IS II USM」の発売日を3月19日に決定した。価格は31万5,000円。

 2001年に発売した「EF 70-200mm F2.8 L IS USM」の後継モデル。1月6日の発表時に3月上旬の発売を予告していた。同梱の専用レンズフード「ET-87」およびレンズケース「LZ1326」も同日に発売する。

 なお、手ブレ補正機構「IS」を搭載しない現行モデルの「EF 70-200mm F2.8 L USM」は引き続き販売する。

 EF 70-200mm F2.8 L IS II USMは、新たに蛍石レンズを採用し、光学系を一新。ISの効果をシャッター速度換算約4段分に引き上げるなどの性能向上を図った。インナーフォーカスやフルタイムマニュアルなどの仕様は従来モデルを継承する。

 レンズ構成は19群23枚。最短撮影距離は従来モデルの1.4mから1.2mに短縮し、最大撮影倍率は0.21倍。フィルター径は77mmを引き継ぐ。絞り羽根枚数も8枚で従来モデルと同じ。サイズは88.8×199mm(最大径×全長)。重量は1,490g。従来モデルと同じ三脚座が付属する。


専用フード「ET-87」(同梱)専用ケース「LZ1326」(同梱)


(本誌:鈴木誠)

2010/3/5 14:01