サムスン電子、サムスンデジタルイメージングを吸収合併


サムスンデジタルイメージングのレンズ交換式デジタルカメラ「NX10」

 サムスン電子は23日、サムスンデジタルイメージングの吸収合併に関して取締役会で承認したと発表した。4月1日付けで合併する。

 デジタルカメラ事業の管理効率を上げ、両社の相乗効果を最大限に発揮させるのが狙い。統合比率はサムスン電子1に対して、サムスンデジタルイメージング0.0577663を割り当てる。

 サムスンデジタルイメージングは、デジタルカメラ、銀塩カメラ、光学レンズ、光学製品などを手がける企業。セキュリティカメラや航空機エンジンなどを生産しているサムスンテックウィンのデジタルカメラ部門が分離独立する形で2009年創立した。2010年1月には、APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載したレンズ交換式のミラーレスデジタルカメラ「NX10」を市場投入している。

 サムスン電子は、サムスングループの中核企業。半導体、液晶ディスプレイ、携帯電話、AV機器、白物家電などを手がけている。




(本誌:武石修)

2010/2/24 14:58