アストロアーツ、「ステライメージ Ver.6」の最新アップデータ


ステライメージ Ver.6

 アストロアーツは、天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」の最新版を公開した。バージョン番号は6.0e。Webサイトより無償でダウンロードできる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。

 更新内容は次の通り。

  • キヤノンEOS 7D、EOS Kiss X3、ニコンD300S、D3000、ペンタックスK-7、K-xのRAWファイルに対応(EOS 7Dの「M-RAW」、「S-RAW」には非対応)
  • ニコンD5000のRAWファイルの「色調整自動」読み込みに対応
  • 「コンポジット:バッチ」ダイアログの「位置合わせ」で、「画像の重心」を選択してコンポジットをすると、ステライメージが強制終了することがある現象の修正
  • ワークフローで「ダーク/フラット補正」ダイアログの処理を記録して、実行すると正しく補正されない現象の修正
  • CCDStackが出力したTIFF形式の画像を開くと、ステライメージが強制終了することがある現象の修正
  • 「画像解像度」ダイアログの「方法」で、「バイリニア」を選択して画像解像度を変更すると、ステライメージが強制終了することがある現象の修正
  • 画像をステライメージにドラッグ&ドロップしても、ステライメージのウィンドウが最前面に表示されない現象の修正

 なお、バージョン6.0eではキヤノンEOS D30のRAWファイル読み込みにおいて「色調整」の「自動」が使用できない。使用する際は6.0dアップデータを適用する。

 また6.0eでは、Windows Vista/7の64ビット環境およびWindows 2000環境でニコンのRAWファイル読み込みに非対応。Windows 2000環境では6.0bアップデータを使用することで対応する。

 ステライメージは、96ビットスーパーカラー処理エンジンなどを搭載する天体画像処理ソフト。RAWデータのノイズ除去、色調補正、各種フィルターによる画像処理を行なうことができる。価格は2万9,400円。



(本誌:鈴木誠)

2010/1/15 13:06