【CES】Eye-Fi、RAWの転送に対応した「Eye-Fi Pro X2」を展示


会場:Las Vegas Convention Centerほか
会期:2010年1月7日~1月10日(現地時間)

 2010 International CESのEye-Fiブースでは、無線LAN内蔵SDHC/SDメモリーカードの最新版となる「Eye-Fi Pro X2」を展示。デモを行なっていた。米国では149ドルで第1四半期に発売する。日本での発売も予定しているという。

Eye-Fi Pro X2

 Eye-Fiシリーズでは最大の容量となる8GBになり、スピードクラスも新たにClass6に対応した。メモリーカードへの書き込み速度も向上したとのこと。さらにIEEE802.11b/g/nに対応しアップロード速度も向上したという。

パッケージスタンドアローンになった管理ソフト「Eye-Fi Center」

 RAWデータの転送も可能になったほか、アクセスポイントからの位置情報をジオタグに記録できる。動画の転送にも対応する。また、送信した画像を削除しエンドレスに記録ができるモードも備える。Eye-Fiカードから直接PCに無線LANで転送できるアドホックモードも利用可能。

 管理ソフトはこれまでのブラウザベースからスタンドアローンタイプになった。管理ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降。ソフト名は「Eye-Fi Center」で、Eye-Fiを使用して転送したファイルを別のサービスに再送したり、PCに取り込んだ画像をオンラインサービスに送信することが可能。Eye-Fi Centerは、これまでのEye-Fiユーザーに無償で配布するとしている。



(本誌:武石修)

2010/1/13 16:34