ソニー、“MFチェックライブビュー”搭載の「α450」を海外で発表


α450

 ソニーは欧州で5日(現地時間)、デジタル一眼レフカメラ「α450」(DSLR-A450)を発表した。2010年2月に欧州で発売する。国内での発売は未定。

 発売済みの「α550」、「α500」(国内未発売)に次ぎ、撮像素子でのライブビュー撮影機能「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」を装備した製品。

 ただし液晶モニターはα550(92万ドット)やα500(23万ドット)の3型バリアングルタイプではなく、固定式の2.7型23万ドットとなっており、海外ではα500の下位モデルになると見られる。

 そのほかの仕様はほぼα550を踏襲。撮像素子は、有効1,420万画素の「Exmor」CMOSセンサーで、23.4×15.6mmのAPS-Cサイズ相当。α550と同等と見られる(α500は1,230万画素)。イメージセンサーシフト式のボディ内手ブレ補正機構も継承した。

 最高感度はISO12800。画像処理エンジンはBIONZ。AEおよびAFは固定ながら、7コマ/秒の高速連写機能も利用できる。α550などが搭載する「オートHDR」も備えており、最大3EV分のハイダイナミックレンジイメージが得られる。

 光学ファインダーの視野率は95%。GN12の内蔵ストロボも搭載。記録メディアはメモリースティックPRO-HGデュオ、またはSDHC/SDメモリーカード。ブラビアリンク対応のHDMI端子も備える。ファインダー使用時の撮影可能枚数は1,050コマ。動画機能について発表資料は触れていない。

 本体サイズは約137×81×104mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約520g。トップカバーのカラーはα500と同様のブラック。なおα550はグレー。

【2010年1月6日】製品画像を追加しました。


(本誌:折本幸治)

2010/1/5 13:52