デジタルカメラの国内出荷が増加に転じる

~CIPA2009年10月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年10月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、1,428万3,417台(前年同月比104.2%、以下同)、金額ベースで1,719億3,660万9,000円(84.0%)。

 このうち国内出荷は、77万6,546台(106.8%)、173億768万円(95.6%)。デジタルカメラ国内出荷は9月に台数・金額ともに前年同月比約3割減となっていたが、台数は再び増加に転じた。なお、レンズ一体型は66万5,138台(111.4%)、114億4,809万9,000円(102.9%)。レンズ交換式一眼レフタイプが11万1,408台(85.6%)、58億5,958万1,000円(84.0%)。

 海外出荷は1,337万7,517台(104.1%)、1,849億7,911万2,000円(87.2%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は200万8,506本(105.8%)、254億3,838万4,000円(96.8%)。国内出荷は35mm用レンズが2万6,499本(99.7%)、11億7,673万4,000円(99.2%)。デジタル専用レンズは14万9,880本(91.8%)、25億7,824万8,000円(79.7%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は2万7,217台(55.0%)、3億5,733万1,000円(73.6%)。



(本誌:鈴木誠)

2009/12/1 12:33