市川ソフト、SILKYPIXシリーズを「α550」や「DP1s」などに対応


SILKYPIX Developer Studio Pro

 市川ソフトラボラトリーは5日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」(Windows版)のEarly Preview版を更新した。バージョン番号は4.1.27。

 Early Preview版は、正式版の公開に先立って新機能を公開するもの。サポートは受けられない。

 主な更新内容は対応機種の追加。シグマ「SD14」、「DP2」、「DP1s」、「DP1」のRAWデータ(X3F)およびソニー「α550」、「α500」(日本未発表)のRAW現像に対応。X3Fデータは10月2日公開の「SILKYPIX Developer Studio Pro Foveon対応テスト版」に引き続き対応した。

 X3Fデータの現像における機能追加や改善も行なった。カラーモードに「忠実」を追加し、コントラストを強めても色の浮きや飽和が起こりにくく、自然な仕上がりになるとしている。加えて、「SILKYPIX AWB」を改善。蛍光灯や電球、夕日などの光源下における精度を向上したという。輪郭部分における境界線の再現性を向上し、偽色抑制も改善した。

 なお今回のEary Preview版のアップデートにより、SILKYPIX Developer Studio Pro Foveon対応テスト版は公開を終了した。すでにFoveon対応テスト版をダウンロードしたユーザーは、11月30日まで利用できる。

 また、画像投稿サイト「SILKYPIX GALLERY」では、企画第2弾としてユーザーのカメラなど撮影機材の写真を募るキャンペーンを12月21日まで開催。入賞者(2名)には自動モニター最適化ツール「huey」を進呈する。



(本誌:鈴木誠)

2009/11/6 11:53