ソニー、デジタルフォトフレームにスワロフスキーモデルなど


 ソニーは、デジタルフォトフレーム「S-Frame」シリーズの新製品を11月6日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。

 共通の特徴として、「DPF-D72N(BQ)」、「DPF-D92」、「DPF-D72N」の3機種は「クリアフォト液晶」を継承。曜日別、時間帯別に電源のON/OFFを設定できるスケジューラー機能や、画像の絞り込み検索機能なども引き続き利用できる。

 また、本体デザインは人気が高いというDPF-D72のものを踏襲した。いずれも縦横自動感知センサーを備え、壁掛けにも対応する。リモコンが付属する。

DPF-D72N(BQ)

 前面部にスワロフスキーデコレーションを施した数量限定モデル。7型800×480ドットのクリアフォト液晶ディスプレイを搭載する。アスペクト比は16:10。視野角は左右140度、上下120度。店頭予想価格は1万9,000円前後の見込み。

 デコレーションに「チャトン」と呼ばれる裏面の尖った立体的なクリスタルを採用。アクリルパネルに穴を掘った上でクリスタルを埋め込んでおり、裏が平らなラインストーンを貼り付けるよりも光の輝きが強いという。

DPF-D72N(BQ)DPF-D72N(BQ)

 対応する画像形式はJPEG、BMP、TIFF。SRF、SR2、ARW形式のRAW画像の簡易表示(RAWサムネイルを表示)も可能。対応メディアはメモリースティック/PROデュオ/PRO-HGデュオ、CF、Microdrive、SDメモリーカード、MMC、xDピクチャーカード。約1GBの内蔵メモリーを備える。

 本体サイズは約212×39.3×142mm(幅×奥行き×高さ、以下同)。重量は約495g(本体のみ、以下同)。

DPF-D92

 9型800×480ドットのクリアフォト液晶ディスプレイを採用した中位機種。ブラックとホワイトのカラーバリエーションを用意する。店頭予想価格は2万2,000円前後の見込み。

DPF-D92(ブラック)DPF-D92(ホワイト)

 アスペクト比は15:9。視野角は左右140度、上下120度。

 対応する画像形式はJPEGおよびSRF、SR2、ARW形式のRAW画像(RAWサムネイルを表示)。対応メディアはDPF-D72(BQ)に加え、USBフラッシュメモリーに対応する。内蔵メモリーは1GB。

 別売りのBluetooth USBアダプター「DPPA-BT1」に対応し、PCや携帯電話から画像をワイヤレス転送することができる。

 本体サイズは約276×39.5×189mm、重量は約810g。

DPF-D72N

 7型800×480ドットのクリアフォト液晶ディスプレイを採用。従来モデルのDPF-D72から液晶ディスプレイのアスペクト比を変更し、新たに16:10の画面サイズを採用した。視野角は左右140度、上下120度。ブラックとホワイトのカラーバリエーションを用意する。店頭予想価格は1万6,000円前後の見込み。

DPF-D72N(ブラック)DPF-D72N(ホワイト)

 対応メディアおよび画像形式はDPF-D72(BQ)と共通。約1GBの内蔵メモリーを備える。

 本体サイズは約212×39.3×142mm。重量は約495g。

DPF-A72N

 7型480×234ドットの液晶ディスプレイを採用。DPF-D72Nと同様に、アスペクト比を16:10に変更している。視野角は左右120度、上下100度。店頭予想価格は1万2,000円前後の見込み。

DPF-A72N

 対応メディアはメモリースティック/PROデュオ/PRO-HGデュオ、SDメモリーカード、MMC、xDピクチャーカード。再生可能な画像形式はDPF-D72(BQ)と共通。約128MBの内蔵メモリーを備える。

 本体サイズは約212×39.3×142mm。重量は約425g。



(本誌:鈴木誠)

2009/10/20 13:30